さて、京都行きのメインイベントは歌舞伎見物です。
南座正面にはまねき看板が掲げられています。
長さは約180cmあるそうです。
昼の部の演目と主な出演者は―
●佐々木高綱
中村梅玉、中村翫雀、片岡愛之助、坂東薪車、中村梅枝、中村東蔵、片岡秀太郎
(人が入った)馬^^の出てくる芝居です。
本来、馬の後脚で、ひざが前に出っ張ってるのは変なのですが、脚の払い方といい、首の傾け方といい、よく馬の動作を見て芝居に生かしているんだなぁと、感動ものでした。馬飼子之介役の、翫雀さんの水の入っていない桶で布を絞るところなんかすごいです。
って、いったいどこ見てるんでしょうね。
●一條大蔵譚
尾上菊五郎、尾上松緑、尾上菊之助、上村吉弥、市川團蔵、中村時蔵
菊五郎、菊之助の親子共演です。
菊之助さん女形がお似合いですね。
●お祭り
片岡仁左衛門
鳶頭松吉役の仁左衛門さんのいなせなこと。なんとカッコいい。
若い踊り手の軽業的な演技に毎日の練習の厳しさが想像できます。
●恋飛脚大和往来封印切
坂田藤十郎、片岡秀太郎、市川左團次、坂東玉三郎、片岡仁左衛門
近松門左衛門の「冥土の飛脚」をもとにした上方世話物です。
だから、悲劇。
今年、文化勲章を受章したもうすぐ78歳の坂田藤十郎さんが階段を駆け下りてくるのにはビックリです。
歌舞伎役者さんは日々鍛えているせいか、お若いですね。
日ごろ美しい女性に囲まれているところも若さを保つ秘訣かもしれませんね。
幕間にお弁当を広げるかたがたくさんいます。
次回は幕の内弁当も楽しみたいです。
ロビーには、ひいき筋からのご祝儀「竹馬」が並んでいました。
冬の鴨川です。この日は川面を波立たせるほど風の強い日でした。
ミヤコドリ―実際はユリカモメなんですが、みんなそろって^^北を向いていました。