自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

コバケンの♪音楽塾

2008-02-25 | コンサート・音楽・宝塚
2月22日(金) 神戸芸術センター芸術劇場でコバケンの♪音楽塾

ここここ、ここが今年1月、竣工した神戸芸術センター37階建てです。

1階から6階までが店舗、ホール、医療施設、アスレチッククラブなどで、7階から37階に高品質賃貸住宅172戸が入居する予定です。

最上階の家賃は月額230万円だとか。ふぅ。


この日(2/22)はこのビルの中にある芸術劇場で、コバケンの♪音楽塾が開かれました。

民間運営のホールで、経済性も追求しなければいけないからでしょうか、多少安っぽいかなと見える部分もあります。

写真は18時前後に撮ったものです。大分陽が長くなりました。


もともとは神戸大学大学院国際文化学研究科の教授と指揮者小林研一郎さんが司会者を交えて、「世界の芸術環境と音楽を熱く語る」という企画だったのが・・・、

マイクを通した声が1000人以上入ったホールでよく聞き取れるような調整ができていなくて、後部座席では聞きづらいというアクシデントが起きてしまいました。

で、急きょ肉声がよく通るコバケンさんがマイクなしで、ピアニストの大室晃子さんと「僕の歩いてきた音楽の道とベートーヴェン」みたいな内容に変えて進行したのでした。

お客さんはむしろその内容が楽しくて、大喜びでした。

大室さんは今年東京藝術大学を退官するコバケンさんの研究室によく出入りしていたようで、息もピッタリ。

コバケンさんの要求する曲をサッと弾かれるのです。
ピアノ2台で、コバケンさんも随所で弾かれます。

全曲弾いたもの、ごく一部弾いた曲にはこんなものがありました。

ショパンの遺作(ショパンは遺作がたくさんあります^^)ノクターン第20番、月光、ワルトシュタイン、雨だれ、皇帝、モーツァルトのピアノコンチェルト、黒鍵だけで弾く黒鍵のエチュードなどなど。

そして最後にコバケンさんの伴奏で、「ふるさと」を全員で歌ったのでした。

結局、今年68歳の小林研一郎さんが約2時間、肉声で舞台を仕切ってしまいました。
楽しいステージでしたけれど、お疲れだったでしょう。



海側から見た、神戸芸術センターレジデンス。
宝くじでも当たったら、お昼寝ルームとして、借りようかしら。


コメント
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