自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

長谷川陽子~純情きらり

2006-10-28 | コンサート・音楽・宝塚
10月21日(土) 神戸学院大学で長谷川陽子チェロ・リサイタル

曲目は
セルゲイ・ワシリェヴィチ・ラフマニノフ◆2つの小品 前奏曲/東洋風舞曲
ユーリ・アレクサンドロヴィチ・シャポーリン◆エレジー
ニコライ・ヤコヴレヴィチ・ミヤスコフスキー◆チェロとピアノのためのソナタ
ギョーム・ルクー◆チェロとピアノのためのソナタ
アンコールで
成田為三◆浜辺の歌
大島ミチル◆純情きらり

チェロ/長谷川陽子さん ピアノ/仲道祐子さん

第242回のグリーンフェスティバルです。神戸学院大学人文学部の上村嘉夫教授を中心にしたみなさんのご尽力で、地域の方々に無料で公開されています。

そういうこともあってか、実験的な曲目選択などができるのでしょう。
今回のプログラムもチェロ好きの方でなかったら、最初で最後の聴くチャンスかもしれません。私もその一人です。初めて聴く曲ばかりです。

ミヤスココフスキーには穏やかで優しいフレーズがたくさん出てきて、うれしい経験をしました。

またこのコンサートはいつも途中で質問コーナーがあり、音楽家の方たちの「普段」を聞くことができます。
長谷川陽子さんはNHKFMで放送されていた「おしゃべりクラシック」の司会で明るいキャラクターを披露してくださったのですが、そのまんまの方です。

今回も「楽器はいくらぐらいするものですか?」との質問に、
300年前に作られたチェロを掲げて、
「表は私のものですが、裏はまだ某銀行の持ち物です」と観客を笑わせていました。
弦も弓も1と月に1度張り替えるとのこと。プロの厳しい一面も見せてくださいました。





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