狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

烏賊の塩辛

2012年10月23日 | 美味紹介
烏賊の塩辛が出来ました。
20日に新鮮な烏賊を一杯買いました。ゴロ(内臓)を取りだし、塩をたっぷり振りかけました。ペーパータオルで包み冷蔵庫で3日間寝かしました。ペーパータオルを1回取り替えました。この時発生した烏賊の身は20日に食べました。
22日に新鮮なモンゴ烏賊を買ってきました。ゴロは捨てて、その身と足を細かく切りペーパータオルで水分を取り、1時間待ちました。冷蔵庫で保管していたゴロに少し日本酒を混ぜペースト状にし、モンゴ烏賊の切り身と和えました。
 さて、今夜が試食です。何か足りない?そうか塩味が少ないのです。しかし、今まで食べた塩辛で最高でした。塩味がない為烏賊のレバー味が発揮され、美味しく仕上がりました。怪我の功名です。食べてしまって、写真は無し。

北海シマエビ

2012年10月21日 | 美味紹介
野付半島では北海シマエビ漁が最盛期です。春と秋に採れますが、秋のシマエビは卵を抱いていて最高の味と言われています。漁法は「うたせ網漁」で、帆船が網を引き丁寧に捕獲します。春秋の風物詩です。
さて野付漁港前の商店で買ったのが写真のシマエビです。

1300円(200g)ほどし、超高価。味ですか、塩味が強く、まあまあです。価格ほどではありません。
それよりも別海漁協の売店「鱗」で買った「あめせん」こいつは文句なしにうまい。子供の頃、紙芝居やが売ったウエハウスに包まれた水飴の味がしました。2個入りで121円とは涙が出ますし、賞味期限は来年の3月29日です。非常用備蓄食料としてもよいお菓子です。

白鳥の飛来

2012年10月21日 | 道東紹介
ふるさと講座終了後、尾岱沼を通ると白鳥がいました。もうそんな季節なのですね。
   白鳥といふ一巨花を水に置く 中村草田男
しかし私の見た白鳥は忙しく餌をついばみ、カメラの接近に沖へと去りました。すると鴨が一斉に飛び立ちました。

ふるさと講座に参加

2012年10月21日 | 道東紹介
別海町郷土資料館が開催した「擦文・アイヌ時代 オンネニクルの森を歩こう・野付1・2遺跡」に参加しました。
トドワラと並び野付半島の観光名所の一つにミズナラやダテカンバが立ち枯れた景観「ナラワラ」があります。その奥には深い森が広がり「オンネニクル」と呼ばれています。アイヌ語で「年老いた林、大きい林」と言う意味で、その奥には「ポンニクル」若い林があります。そしてこの森には太古より生活があり、1200年前の住居跡などが発見されています。なんら保護がされてないので笹原の中に埋もれています。竪穴住居跡は狭い野付半島に100か所以上あるそうです。晩秋の一日、別海の自然に浸りました。上の写真はナラワラを散策する参加者です。ご婦人方が多いのは向学心が強いと見ました。暇人が多いとは思っていません。

途中、サンゴのように美しかったのは厚岸草です。

小生はここで多数の足跡(エゾ鹿)を発見しました。しかし、ご婦人方は持参したゴミ袋を一杯にして清掃していました。


続村長後日物語

2012年10月20日 | 道東紹介
旧別海村の村長中尾彰良著「村長後日物語」を紹介しましたが、10月20日「続村長後日物語」を入手しました。
別海町図書館で「第56回古本市」が開催されたのです。立ち寄ると上記の本が300円で売られていました。別海町の歴史に興味がある小生は「別海町百年史」と一緒に買いました。
中尾村長は吉田茂首相とも面識があったようで写真や色紙が掲載されていました。B29墜落では努力され、各方面へ陳情されています。
当時と現在では情勢も異なり、ウッと思うような箇所もありますが、敗戦後民主主義が地方でどのように理解され、首長の意識など興味を引きます。いずれにしても住民の生活を第一に村長業務をされていた事は分かります。副題に「黎明日本の叫び」とありますが同感です。
小生もここでで生活しないと、中尾彰良氏と会えなかったでしょう。狩猟だけではなく、いろいろな人物、歴史の跡を紹介したいと思います。