狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

ロシナンテの最後

2012年04月01日 | 狩猟と銃
伊勢市の中古車屋で20万円で買った車を同額以上の金をかけ修理しました。現状渡しとは言え、ショックアブソーバー故障の車を売っていただいたのですからね。これに冬用タイヤが8万円、ナビが7万円、チェーンなどに2万円とずいぶんつぎ込んだ車でした。
3月19日写真の石取場へ狩に行きました。雪道でスタッグしてどうにか脱出しましたが、その際ラジエーター水がドバッと出ました。しかし水温計は正常値なのでそのまま走行、写真の場所で左へ入りUターンしようとしました。しかしスタッグです。ボディーの下に雪が詰まって「亀」の状態です。タイヤとボディの下の雪を掻き退けました。右にスコップが見えるでしょう。しかしエンジンの出力が落ちて脱出できません。SOSです。友人に救援を呼び牽引してもらいました。やっと脱出し、最後の坂道でエンストしました。しかし水温計は平常値です?????
少し冷やしエンジンを始動しました。やっと国道へ出ました。
そして30分ほどでエンストしました。修理工場へは牽引してもらいました。
整備士はエンジンが完全にアウトです。乗せ換えには30から50万円必要ですとの宣託でした。哀れロシナンテは北海道で眠る事となったのです。
この車の水温計は一気に水位が低下すると用を為さないそうです。
タイヤや部品は他のジムニーで使ってもらう予定です。せめての供養です。山中でサバイバルゲーム!?とも一瞬覚悟しましたよ。

スノーシュー猟

2012年04月01日 | 狩猟と銃
現地で取り寄せたスノーシューが届きました。これで渉猟します。少し蟹股に歩かないと自分で転びます。深い雪にも沈まず気持ちよく歩けます。山道を行くと谷より上がってきた蝦夷鹿がいます。すかさずドンとやります。銃口にはビニールテープを巻き雪の侵入を防ぎます。暇の無いときはテープを付けたままドンとやります。立射の自信はなかったのですが、150メーターぐらいなら命中するようになりました。狙ってスコープに入れば「ドン」なのです。今の時期肉は美味しくありません。しかし希望者もいるのでロース肉などは戴きます。これをリュクに入れ歩くと、さすがのスノーシューも沈みます。

スキーを履いた猟師

2012年04月01日 | 狩猟と銃
今日は巻き狩りです。勢子役の猟師がスキーを履いて鹿を追い出します。背にはプレ64を背負い、スキー橇の裏にはアザラシの皮が貼ってあります。前進は出来ますが後ろに流されると毛皮の毛が逆立ちスキーは後ろへ流されません。歩くスキーです。
いやー、狩猟とは奥が深いですね。
私も借りてやってみましたが、見事に転倒、起き上がれずに助け起こしてもらいました。

雪の猟場へ

2012年04月01日 | 狩猟と銃
いよいよ本番です。北海道もほとんどの地区で猟期が終わっていますが、浜中町ではOKです。しかし保護区と接しているため地元ハンターに同行してもらいました。4WDの世界です。雪道を進み獲物を探しますが、私は運転だけで精一杯です。普通車の轍へ軽4WDです。直ぐ轍にハンドルを取られます。シフトとエンジン回転に神経を使います。行き止まりに到着しましたが、鹿は一頭も発見できません。実はメスが3頭いたそうです。
クタクタになって宿に戻りました。

足寄峠ごえ

2012年04月01日 | 道東紹介
別海町へとロシュナンテに鞭を入れた。道路はアイスバーンでツルツルである。50㌔から60㌔で走行するが、地元の車は80㌔以上のスピードで疾走する。お姉ちゃんの軽自動車も私をドンドン追い越す。新雪が煙のように立ちこめて前方が確認できない。するとイライラした後続車が又追い抜く。写真の付近で車を止めて一服した。北海道の交通事情は凄いね。
命懸です。2速でやっと阿寒湖温泉へ降り、平野を別海町へ向かった。
追い抜きたい奴は命懸で走れ!!