狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

ロシナンテの腹痛

2012年04月01日 | 道東紹介
翌朝、会計をお願いすると共にエンジンを始動した。充分な予熱が必要と思われたからである。ところがセルは回るがエンジンはかからない。3回ほど試したがバッテリーが心配になり宿の車から電源を戴いた。何度試してもかからない。
とうとう諦めて保険会社に電話、レッカーを手配してもらった。写真は足寄市内の業者により運搬されるロシュナンテである。
工場に到着、社長と世間話をしていると整備士が来て「かかりました」報告した。社長は工場へ行き暫くして戻った。「明日があるから、プラグを取り替えましょう」結局プラグ交換となり1万円弱を支払い足寄峠へ向かった。

北海道第一夜は芽登温泉

2012年04月01日 | 道東紹介
東苫小牧港で第一歩を踏むと、船旅の疲れを取るべく芽登温泉へ向かいました。
車の整備はかなりしましたが、地元には雪用のワイパーが無いため現地調達と予定していました。さっそくスズキの大看板を掲げている店に入り「冬用のワイパーを下さい」と言うと「ありません、前の給油所で買ってください」と言われました。これがロシナンテの未来を暗示する言葉だったのです。給油所で取付けガソリンも満タンとしました。暫く走ると雪が降ってきました。装着したのは正解でした。ところがワイパーの助手席側が拭き取れません。辛抱して走りましたが、温泉近くの給油所に入り見ていただくと、ゴムが削られている欠陥品でした。北海道商法ですね。仕方なく助手席側だけ交換しました。さて、キーを差込始動しようとしますが、キーが入りません。給油口を開ける際に曲げてしまったのです。ムラムラと怒りが出てきましたが、ぐっと押さえ注意指導としました。
芽登温泉はガイドブックで良く紹介されている秘湯です。最高の湯でした。露天風呂は雪の中にあり最高です。マイナス24度の外気で入る風呂は最高でした。宿泊料は酒代コミで10550円、安い。電話は0156-26-2119です。
しかしアクシデントは翌朝も待っていたのです。

いざ出港

2012年04月01日 | 内地の紹介
昼頃自宅を出て、一路名古屋港へ向かいました。少し曇っていましたがハンターは気にしません。行儀良く並び乗船を待っているのは愛車「ロシュナンテ」です。
船内は立派で太平洋を航行していても、トラッックの運転台程度の揺れです。船酔いの心配なしだ。簡単に夕食を済ませるとお風呂に行きました。ダビンチの絵がありました。窓より眺める海は静かですが、風呂のお湯はチャポンチャポンと波立っているのです。物理学上の現象でしょうが、酒の為パス。
2泊3日で東苫小牧港に着きました。しがないサラリーマンが北の狩人に変身(変心)するのです。御同役、お楽しみあれ。