「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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『今くるよ』師匠への恋文・・・ 『芸を生きた女性へのブルース』

2024-05-31 10:47:00 | 編集長『MASH』のヘビー級コラム『ハードパンチBlues』

『キダタロー氏』に続き、関西の大物が逝った。

今くるよ師匠(76)

「間違いなくひとつの時代が終わった・・・」
そんな気がしてならない。

『漫才』
特に幼少期に体験した『漫才ブーム』の時代に
俺が最も好きだったコンビと言えば『今いくよくるよ』である。

お腹をパンパン叩き真似をしたもんだぜ!
実際アレで火が点き、現在まで走ってこられたワケですから
ホント『凄い芸』ですよ!

俺自身が成長するに当たって日に日に増した想い・・・
「チャンスがあれば今いくよくるよの舞台を生で見たい!」
この想いは年々募り、
『ボブの大阪公演』の合間を縫って、
今は無き『京橋花月』の最前列1列目で見たのが最初!(写真はその頃の俺)

「嬉しかった・・・」

俺にとって『芸』と言えば『音楽』は勿論なのだが
『漫才に代表される話芸』にも大きな影響を受けた。

当時
「よくボブの合間にいくよくるよ行けますねぇ?」
なんて言われもしたのだが、
俺にとっては彼女たちのステージを見る事は『悲願』であり、
『絶対に落とせないタスク』でもあったのだ。

実際『笑い転げ、良い息抜きとなった』しね。

とは言え俺が生涯で彼女たちの生舞台を見たのは、たったの2度。
数年後の『ボブ大阪』時に『NGK』で見たのが最期となった。
その後『今いくよ師匠』が先に逝かれたのを境に
『くるよ師匠』の登場も減って行っていたのである。

やはり『コンビで花を咲かせた御二人』だけに
『お一人だと芸にならなかった』点は致し方なかろう。

ただ、その露出度が減っていた彼女を俺は本気で心配していて、
大阪へ行く度に「何かに出てやしないか?」と情報を集めようと躍起でいたし、
『俺が弟子となり新コンビなんてのはどうだろうか?』
など、妄想を膨らませていたんだ。
『関西弁も出来ず、ここ30年は漫才経験もしていない』そんな俺が!
だよ(笑)

だからこそ
彼女の最新情報が『死去』とは、ホント残念でならない。
ご冥福をお祈りしたい。

俺にとって大切な人が、またひとり向こう岸へ渡った・・・

《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》

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