ブッポウソウの観察小屋から、その谷川にそって、あがっていきました。目的は、ヤイロチョウのなき声をきくことです。そして、できれば地図にあった摺滝山748mに登ってみたかったのです。車が置けるところから、山をめざしたのですが、沢にそっていこうと思いましたが、道はなくすぐに断念。横にまわってみると、広く、伐採されているところがありました。そこから、登っていきましたが、伐採されたところがおわれば、クマザサが1m50cmの高さでおいしげり、登山はあきらめてしまいました。
島根県美郷町や、邑南町の山がみえました。大変気持ちよく、ここで、カッコーが鳴くと最高なんだがなあと思っていましたが、鳴きません。ないていたのは、サンコウチョウ、アカショウビン、ホトトギス、アオバト、ウグイスというところです。ホーホーと鳴いていたのは、キジバトではなく、フクロウの仲間だったでしょうか。アカショウビンはかなり近くで鳴いていました。
車まで、かえってみると、近くで、ギャーギャーと鳴いていました。これは、ブッポウソウに違いないと思ってみていると、2羽がとびたちました。かすかに青い模様が見えました。ブッポウソウを見た3回目です。
奇跡はおきず、ヤイロチョウらしきの鳴き方には、あえませんでした。ユーチューブでの鳴き方を見ていると、サエズリは、すぐにではなく、少し間隔があるようです。そうなると、聞き取りにくいですね。
それ以外、小鳥たちは、たくさんいて、鳴いてはいるのですが、私にはまだわかりませんでした。
車にのって、谷川をくだっていると、前方に谷川の上を一直線にくだっている鳥がいました。コバルトブルーの背中がまぶしかったです。
カワセミが 飛行に走る 浮気して
その谷川ですが、両側が、コンクリで護岸工事されていません。また、川底もそのままです。ハヤも泳いでいました。また、あちこちで、カジカガエルが鳴いていました。こういうのがいいですね。私の近くの谷は、昔は、ゴギがいたのですが、今はまったく見なくなりました。両方工事されたら、生き物は生活できません。
今回、この谷川の上流を探索してわかったのは、やはり、森が深いということでしょうか。(つづく)