癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO822・・・ババの宣言

2022-12-23 | シルディ・サイババ

 ババは夜中ずっと起きていて、村の道を歩くのが常でした。村中の人々が眠っている時、ババは起きていました。真夜中に、ババは犬たちに話しかけながら道を歩き、それからドワルカマイへ帰ったのです。村中の人々が起きている時、ババは寝ていました。普通とはちょっと逆だったのです。

 

 ある夜、泥酔いした男がババを大きな棒で殴ろうとやってきました。男は壁の下に隠れ、ババが歩いて来たら頭を叩き割って、殴り殺そうと考えていました。この男はシルディ村でヒンドゥー教徒とイスラム教徒の間に恐怖心をかき立てていた人物でした。

 

 その男が殴りに来ると、ババはただじっとその男の目をのぞみ込みました。「本当に殴るつもりか?なぜ殴るんだい?なぜ殺そうとするのだ?いったい私が君に何をしたというのだ?」するとその男はババの目の中にイスラム教のモスクとヒンドゥー教の寺院を見たのです。

 

 それはババが彼に見せたダルシャンでした。男は棒を投げ捨て、ババの目を見つめました。ババの顔にはそれほど神々しいエネルギーが満ち溢れていたのです!そして男はババの足元にひれ伏しました。

 

 翌朝、ババは自分はイスラム教でもなければヒンドゥー教でもなく、自分は全てであると「宣言」したのです。

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