恐怖、心配、不幸の予感、失望・・・これらは感情的なもので、それで神経衰弱となり、生気は喪失し、内臓器官のだるみとなり、脳と脊髄の衰弱を来たし、それが一切疾病のもととなる。神経系統のボンヤリした諸病は、それが原因である。
だからいつも感情の中和を保って動揺せず、一人で行う瞑想が楽しくなり、仕事に興味をもち、何事にも激せず失望しないでおれば、エーテル体は健全で病気にならない。メンタル体がもとで、エーテル体に不健全な状態を作り出す人は、物の考え方にひどい癖があって、思想的感情に抑圧されたものがある。それが諸病の元である。








