元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

「いじめ」をなくすキーワード

2015-10-18 19:04:24 | 日記

http://voicee.jp/201305245978

『太陽の法』に出会って

幸福の科学の教えに出会ったのは、結婚して5年ほど経った頃でした。

独身時代は商社勤めで、朝早くから夜遅くまで働く日々でしたが、楽しい仕事に生きがいを感じていました。 ところが、結婚して専業主婦になると、とたんに静かな時間ができました。

テレビからはいろんな情報が流れてきて、当時は「女性の自立について」というテーマがよく話題になっていました。 そんな環境の中で「本当の幸福ってなんだろう」「みんな当たり前のように人生を歩んでいるけど、人って、何のために生きるのかな。この先はどうなるんだろう」と、ふと考えはじめていました。

そうして出会ったのが『太陽の法』という一冊の本でした。
そこには、「与えるために生まれてきた」と書いてあり、衝撃を受けました。 自分の人生を振り返ると、「人から与えられるばっかりの人生で、与えてこなかったなぁ」と気づいたのです。

それ以来、今でも変わらず、「与える」という教えが心から離れることはありません。

幸福の科学の教えに出会っていなかったら、きっと毎日「夕飯何にしようかな」とか「老後はどうなるんだろう」などと自分の生活のことばかりを考えて、不安になったり、孤独な気持ちになったりしていたと思います。また、世の中のいろんな情報に流されたり、テレビで言われていることを鵜呑みにして、迷ったり揺れたりしていたと思います。

東日本大震災で起きた2つの奇跡

私は6年前から、ある市民団体で「いじめ」を防止する活動をしており、小学校や中学校の生徒たちにお話をすることがあります。 そこで子供たちに、「なぜいじめてはいけないのか」ということをお話しているのですが、そのキーワードも、実は、「与える」ということなんです。

2011年に震災があった時の話です。たくさんの子供たちが命を失った中で、誰一人亡くならなかった学校があります。

そこでは、災害の防止教育として「『自分は人のために何ができるか』ということを考えて行動する訓練」を、普段から子供たちにしていたのだそうです。 その結果、みんなが「自分たちに何ができるか」を考えて行動する人になり、震災での被害者をゼロにすることができたのです。

また、ある中学校で、被災した子供たちを集めて卒業式を行ったときの話です。 ジャージ姿の子供たちを講堂に集めて、ようやく開いた卒業式でした。その中には親を亡くした子や、おじいちゃんを亡くした子、兄弟を失くした子もいました。そんな子供たちに、校長先生は、こうお話しされたそうです。

「今私たちは、全国のみなさんから、支援をしていただいています。たくさん与えてもらっています。でもこういう時にこそ、自分には何ができるのかを考えて、行動する人になりましょう」

すると、それを聞いた子供たちは、町に出て、被災した年配の方々のお食事のボランティアをしたり、介護のボランティアをしはじめたのです。

 

この2つのエピソードの根底に流れているのは、人のために生きること、「与える」っていうことなんですね。

「与える」ところに「いじめ」はない

相手のことを大切に思い、自分に何ができるかを考える、この「与える」という行為ができている子供たちは、いじめをしません。 とても簡単なキーワードですが、普通に生活していただけでは、生まれてこない行為や思いではないでしょうか。

今、いじめで心が傷ついて、その結果学校に行けなくなったり、自分で自分の命を断つ子供たちがあとを絶ちません。

私は講演のときには必ず「将来の夢は何?」って聞くんです。そうすると、小学校1年生から中学校3年生まで、みんな同じように目をキラキラ輝かせて答えてくれるんです。子供たちが一番輝く瞬間なんですね。

そこで、次のように伝えます。

「夢が描けるのは、実はみんなの心が元気だからなんだよ。いじめられた子は、心が壊れてしまって、夢を描く心の力がなくなってしまうの。だから、いじめてはいけないよ。自分の夢が大切なように、友だちの夢も、大切にしようね。 もしいじめられている子をみたら、その子のために何ができるのかを考えて、やさしい言葉をかけたり、励ましてあげたり、そういう勇気のある優しい子になろうね」

そうお話すると、どの年齢の子でも、表現は違っても「わかりました!」と答えてくれるんです。根底に流れているものは同じなんですね。

子供たちがくれたたくさんの感想文には、「絶対いじめはよくないと思いました」「人の命は大切だと思いました」「僕も優しい人になりたいと思いました」「与える人になろうと思いました」などと書かれています。

人の心には、本当に「仏性(仏と同じ性質)」という素晴らしいダイヤモンドがあって、誰しも「与える」ということができるのです。そうして心が輝いていくと、本当に世の中が幸福になっていくし、みんなが与えるっていう行為ができれば、いじめをなくすこともできるんです。

「与える」って、シンプルだけど、世界を幸福にできるキーワードなんだって、最近つくづく思っています。 素晴らしい教えに出会えて、幸福です。


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友達に嫉妬していた私――べったりしすぎない自立した友人関係へ

2015-10-18 09:10:40 | 日記

http://voicee.jp/2015042411003

友達が急に変わり別の子と話すことが増えた

高校2年の終わりごろのことです。私は深い悩みの中にありました。1年生の時からいつも一緒に行動していた同じクラスのYが、急に別の子と話すことが増えたからです。

どうして一緒にいてくれなくなったのかわかりません。

話題が豊富なYは、みんなを盛り上げるのが得意で、クラスの人気者でした。でも、私はYほど親しく話せる友達がおらず、次第に休み時間も独りでぽつんとしていることが多くなりました。

たまにクラスメイトが話し掛けてくれても、耳に入ってくるのはYの楽しそうな笑い声だけ。Yが私といるときより、何だか楽しそうに思えました。

お弁当の時間だけは一緒でしたが、それさえも、きっと今まで一緒にいたから仕方なく私と付き合ってくれているんだろう、と考えてしまいます。

3年生になっても状況は変わらず、あんなに嫌な気持ちをするくらいなら学校になんて行きたくない、と家で泣いたこともありました。

幸福の科学の人がアドバイスしてくれた

夏休みも終わりに近づいたある日のこと。幸福の科学 学生部で知り合った大学生の先輩とお話しする機会がありました。私が、先輩の通っている大学を志望していると知って、応援しようと声をかけてくださったのです。

先輩は、参考書や志望校についての対策など、受験についてアドバイスしてくださった後、ふとこう言いました。

「学校はどう? 元気でやってる?」

先輩の優しさに触れて、思わず私は、辛い胸のうちを明かしていました。先輩はうなずきながら、私の話に耳を傾けてくれました。

「辛かったね。私も、高校時代は人間関係で悩んだことがあったから分かる。でもそれって、友達に求めてばかりじゃない?違う?」

私はドキッとしました。

「幸福の科学ではね、他の人に何かしてほしい、与えてほしいとばかり考えるのは『奪う愛』といって、苦しみの原因だって教えられているの」

先輩がそう教えてくれ、自分がYにべったりで、行動を縛っていたから苦しかったんだとはっとしました。Yへの気持ちが先輩の言う「奪う愛」であることに気づいたからです。

「『一緒にいてくれないとイヤだ!』と相手を縛るのが愛じゃないの。愛は風のように透明なものなんだよね」

「Yちゃん以外の友達にも目を向けて、自分から話し掛けてごらん。まず、挨拶から始めればいいよ」

先輩の言葉に、悩みでモヤモヤしていた気持ちがサーッと晴れ、心が軽くなるのを感じました。

聞き上手だと喜ばれて他の友達ができた

翌日は、久しぶりに明るい気持ちで学校に向かいました。

先輩のアドバイスを受けて、クラスのみんなと仲良くなりたいという気持ちが湧いてきたからです。

私はまず、今まであまり話したことのなかったクラスメイトに、笑顔で挨拶をしました。休み時間にも、自分から友達の輪の中に入っていきました。

最初は、「なにか面白いことを言わないといけない」と焦る気持ちもありました。でも、無理して話そうとするより、みんなの話を聞く方が自分に向いていると気づいてからは、自然にとけ込めるようになりました。

「Mちゃんって、すごく聞き上手だね。Mちゃんとだったら将来の夢とか、大事な話もできるね」

そんなことを言ってくれる友達もできました。

私は次第に、Yが他の友達と話をしていても、気にならなくなりました。むしろ、Yに新しい友達ができたことを心から喜べるようになりました。

嫉妬をしていたのは相手も同じだった

するとある時、Yから電話がかかってきました。

話をするうちに、Yも私と同じ気持ちでいたことがわかってきました。

私が他の友達と一緒にいる時間が長くなったことを気にしていたのです。

そこで私は、自分もYがずっと一緒にいてくれなくなったことで嫉妬していたとを正直に話したうえで、Yをイヤな気持ちにさせてしまったことを謝りました。

Yと半年ぶりに本音で話せ、今までの悩みがきれいに消えていきました。

自立した友人関係を築くことができるようになった

それからは、いつも一緒ではなく、お互いに自立した友人関係になれました。勉強の面でも切磋琢磨できるようになり、今年、第一志望の大学に無事合格することができました。

人間関係の悩みをきっかけに、私は自分の心の狭さを反省しました。その結果、今でも付き合いが続いているたくさんの友達ができたのです。

今、人間関係で悩んでいる人がいたら、「それはあなたの人付き合いの幅を広げるチャンスだよ」と言ってあげたいです。


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