いつまでも、いきいき元気

最高の贅沢は健康と若さ!キレイの基本と体への思いやり情報を中心に、情報を提供

★スギ花粉入り食品にご注意

2007年04月11日 | 健康情報
花粉症の人は、スギ花粉入りの食品に気をつけて――。

厚生労働省は、スギ花粉症の人が口にすると、重いアレルギー症状を起こす心配が

ある健康食品が出回っているとして、注意喚起に乗り出すことになった。

きっかけは、今年2月、和歌山県内の40代女性がスギ花粉のカプセルを飲み、

意識不明になる事故が起きたことから。

花粉症の治療に、スギ花粉エキスを少量ずつ注射し体を慣らす「減感作療法」と

いう方法がある。業者は、この治療になぞらえてカプセルを販売したとみられる

が、医師の指導のもとで行わなければショック状態に陥る可能性がある。

カプセルは、医薬品でないのに、効能や効果をうたっていたため薬事法違反に

問われ、現在は売られていない。

女性は、その後、回復したが、厚労省が調べたところ、このほかにもスギ花粉入り

の清涼飲料水やあめ、タブレットなど少なくとも10種類の商品がネット上で販売

されていることが分かった。

アレルギー患者が多い卵や小麦などを含む加工食品には、表示が義務づけられて

いる。しかし、花粉入りの食品の販売は、厚労省にとっても予想外で、表示を義務

化する根拠になる科学的データもない。また、いずれの食品も効果を明確にうたっ

ておらず、規制できないのが実情だ。

このため、厚労省は「健康被害と食品の摂取の因果関係ははっきりしないが、

安全のためには注意喚起が必要だ」と判断。医師や薬剤師らが出席する調査会を

16日開き、スギ花粉の表示や注意書きを販売業者に指導するかどうかなどに

ついて話し合う。

スギ花粉に悩む人は、国民の12%いるとされる。

環境省によると、花粉の飛散は例年、5月上旬まで続くという。

(2007年04月10日 朝日新聞)

ブログランキングにクリックお願いいたします!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿