今年、たまねぎの成分を凝縮したタマネギエキスを摂取することで、血管その
ものの機能が改善するという研究結果が発表されました。今年7月の動脈硬化
学会では、タマネギエキスで血管年齢が若返るという発表がありました。
広島大学の東幸仁教授によると、たまねぎ半分~1個を毎日食べ続ければ、
血管内皮機能が改善し、動脈硬化の予防につながるとみています。
◎万能ソース「たまねぎさっぱりジュレソース」のレシピ
○材料
たまねぎ 1コ
パプリカ(赤、オレンジ) 各10g
ピーマン 10g
にんじん 10g
【ジュレ】
すし酢 200ml
白だし 小さじ2
水 100ml
ゼラチン 5g
水 30ml
○作り方
(1)たまねぎ、パプリカ、ピーマン、にんじんを5mm角の粗いみじん切りにする。
(2)ジュレ液をつくる。すし酢、白だし、水100mlを合わせる。
ゼラチンを水30mlと合わせてレンジにかけて、他の調味料と合わせる。
(3)野菜を密閉できる器に入れ、2のジュレ液を加える。
(4)冷蔵庫で3時間以上寝かせれば、味がしみ込み、ソースが固まって完成。
●”たまねぎ博士”西村弘行(東海大学名誉教授)さんのたまねぎ調理テクニック
たまねぎの成分「ケルセチン」は、は水に溶け出しやすいため、水にさらすと
減ってしまいます。西村さんがおすすめしている方法が、カットしたたまねぎを
常温で1時間放置するという方法。
辛みが飛び、さらに酵素の力で血液をサラサラにする成分も増えます。
◎たまねぎの辛みを飛ばす方法
(1)スライスして室温で1~2時間放置※動脈硬化予防効果アップ!
(2)丸ごとレンジで2分間加熱※男性ホルモン(テストステロン)量アップ!
◎常備菜「酢たまねぎ」のレシピ
○材料
たまねぎ 2コ
酢 300ml
はちみつ 大さじ3
○作り方
(1)酢とはちみつを鍋で煮詰める。
(2)みじん切りにしたたまねぎを加える。
(3)かき混ぜながら1分間加熱すれば完成。
※冷蔵庫で1か月間保存できる。
(2012年9月5日 ゆうどきネットワーク)