マウスにビフィズス菌を定期的に与えたら寿命が約3割延びたと、京都大や協同
乳業などのグループが17日、発表した。菌によって腸内で増える物質が、
老化を抑えた可能性があるという。米科学誌プロスワンに同日掲載された。
これまでの動物実験で、摂取カロリーを減らすことで寿命が延びるという報告が
知られているが、それ以外の方法で成功した例は極めて珍しいという。
協同乳業の松本光晴主任研究員らは、人間で30代前半にあたる生後10カ月
のマウス20匹に「LKM512」というビフィズス菌を週3回飲ませた。
1回の量は1匹につき菌約2千万個で、人間がビフィズス菌入りヨーグルト
150ccを食べたぐらいになる。
(2011年8月18日 朝日新聞)
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乳業などのグループが17日、発表した。菌によって腸内で増える物質が、
老化を抑えた可能性があるという。米科学誌プロスワンに同日掲載された。
これまでの動物実験で、摂取カロリーを減らすことで寿命が延びるという報告が
知られているが、それ以外の方法で成功した例は極めて珍しいという。
協同乳業の松本光晴主任研究員らは、人間で30代前半にあたる生後10カ月
のマウス20匹に「LKM512」というビフィズス菌を週3回飲ませた。
1回の量は1匹につき菌約2千万個で、人間がビフィズス菌入りヨーグルト
150ccを食べたぐらいになる。
(2011年8月18日 朝日新聞)
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