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風邪知らず…寒い時期を乗り切る2つの習慣

2015年01月09日 | 健康情報

ひとつは毎日、ミカンを食べることです。ご存じのように、ミカンはビタミンが豊富ですので、

風邪予防になります。

昔、祖母に皮ごとミカンを焼いて、食べさせてもらったことがあります。当時のミカンは、今の

ように甘さが強くなく、酸っぱい味でした。ミカンの酸っぱさは、クエン酸によるものです。

酸っぱさが強すぎてしまう場合は、加熱することでクエン酸が減り、甘みが強く感じるように

なります。しかし、加熱によってミカンに含まれるビタミンが減ることはありません。

つまり、酸っぱすぎるミカンを美味(おい)しく食べる工夫として、ミカンを焼いたようです。

胃薬として使われる六君子湯(りっくんしとう)には、ミカンの皮が使われています。

ミカンの皮が消化不良や腹部膨満感に効果があるからです。

◆起きたら白湯で胃腸を温めよう

もうひとつは、朝、起きたときに白湯を1杯飲むことです。

皆さんの中には、健康のために冷たい水を朝、お飲みになっている方もお見えだと思います。

しかし、冷たいものは、体の芯を冷やしてしまいますから、寒い時期、体調を崩す原因になります。

わたしは必ず、温かい白湯を飲むことにしています。運動をする前に準備運動をしてからだを

温めることと同じように、朝起きたときに、胃腸の準備運動のために、温かい白湯を飲むことが

健康に良いと考えています。

胃腸を温めることで、胃腸の働きが活発になり、栄養の消化吸収がよくなります。

また、内臓の血流も良くなりますので、肝臓、膵臓、腎臓などの働きも活発になります。

様々な臓器の働きが良くなることで、免疫力も上がり、風邪を引きにくくなります。

寒い季節がまだまだ続きます。風邪予防には、安くて美味しいミカンとたった1杯の白湯が

活躍します。1月からは受験生にとって大切な時期が始まります。

どうか、ミカンと白湯で頑張ってください。良い結果が出ることを心からお祈りしております。

 

(2015年1月9日 読売新聞) 

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