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★たばこ 水飲ませると危険

2009年02月24日 | 健康情報
◆乳幼児の誤飲

・たばこ
 幼児の誤飲で最も多い。丸ごと1本など大量にのみ込むと、急性のニコチン中毒で
 嘔吐(おうと)や体の震えなどの症状が出ることがある。この場合、胃洗浄でたばこを
 体外へ出す。たばこが体内で吸収される2時間ほど様子を見て、症状があれば医療
 機関へ。なければ、後は便となって出てくる。

 毒性を薄めようと、水を飲ませるのは厳禁。
 たばこの成分は水に溶けると体内で吸収しやすくなる。
 灰皿の水などを誤って飲んだ時は、症状が出ないか特に要注意だ。

・石油製品
 ガソリンや灯油、ベンジン、液体蚊取り、化粧品ではマニキュアや除光液があり、
 この場合も、水を飲ませてはいけない。また、吐かせようとするのも危険だ。
 石油は一滴でも肺に入ると重い肺炎を起こすとされ、吐かせると肺に入る危険が増す。
 水を飲ませても、石油は薄まらず、むしろ嘔吐を誘発する刺激になる。
 誤飲したときは、ただちに医療機関へ。

・強酸・強アルカリ製品
 カビ取りやトイレ、換気扇用などの洗剤や、染毛剤など。
 これらを飲むと口から食道などの粘膜がただれる。水を飲ませたうえで医療機関を
 受診するのが望ましい。医療機関では、粘膜保護剤や胃酸を抑える薬が使用され、
 入院となることも多い。吐かせると、食道や口がもう一度強酸、強アルカリにさらさ
 れるので良くない。

・エタノール含む製品
 香水、化粧水、ヘアトニックなどに含まれ、水を飲ませて薄める。
 大量に飲むと急性アルコール中毒を起こし、吐いたり、体がふらふらしたりする。
 症状があれば、受診する。

・固形物
 小さなおもちゃや文房具、ピーナツなどナッツ類、もち、こんにゃくゼリーなどを飲み
 込み、気道をふさいでしまう場合がある。ただちに顔を下向きにして、体を支え背中を
 たたくなどして吐き出させる。のみ込んで胃に落ちれば、多くは便と共に出てくる。
 飲み込んだのが古い電池なら、受診した方が良い。

(2009年2月13日 読売新聞)


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