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nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

ツバキ(初嵐)・自宅

2018年11月15日 | ツバキ
この冬、初めてのツバキです。

学名:Camellia japonica 'Hatsu-arashi'   科名:ツバキ科  属名:ツバキ属の常緑中高木  別名:白玉 
開花期: 10~3月  分布: 本州、四国、九州、アジア

江戸期からの古典品種。その清らかな花は古く江戸時代から愛されてきた名花です。
白玉と呼ばれる椿は本種を指すことが多く、初嵐は冬に先駆けて関西では10月下旬から咲きます。
年によっては12月ころになることもあります。花は白色の一重、抱え咲き、筒しべの小綸です。葉は中型の楕円~卵形。
蕾の形が球形であること(特に白玉)、花冠に比べ筒しべが大きいことが目立ちます。
樹形は立ち性で枝は横張り、樹勢は強健で育てやすく老木では高さ5~6mになります。

お正月の生花に利用できますが、霜に当たると花が汚れますので、早めに枝を切り取るか、、鉢植えにすると
キレイなまま室内で開花します。

私の初嵐は40年以上前から持っています。今、高さは、1m位です。最初は、父が庭に植えてくれ、ました。
引っ越しでマンションに移った時は、鉢に植え替えました。ここで10年、鉢のままでした。
霜が、降りることがないので真っ白でキレイでした。毎年、12月頃咲いていました。

そのまま、また、引っ越ししましたが、鉢のまま、又20年。当地に来てやっと庭に下して13年。

初嵐は、比較的に早く咲くのですが、毎年、霜に当たり、汚れてしまいます。
西王母がある時は8月に咲いたことがある位、早咲きで、ピンクのキレイな色でしたが、葉も大きく、群を抜いて
大きくなるものですから、手に負えず、処分しました。結局、今では初嵐が1番早く咲くツバキです。

4・5年前、いつも、茶色のツバキを見るのは、精がなく、短く木も枝も切りました。ところが、翌年、驚くほどの発芽力で
また回復しました。父の顔が頭をよぎり、他のツバキのように抜くことができませんでした。

毎年、花が終わる4月頃には剪定をします。特に、チャドクガよけに中の方の風通しを良くします。
この1年間、20本近くあるツバキに1個所もチャドクガの発生がありませんでした。
(チャドクガは5・8月前後に発生します)それまでに葉の裏に付いている卵の状態で、3枚ぐらい取ったかとも思います。

今年、気が付けば、もう咲いて3輪程枯れかかっていました。その後、キレイな状態で、蕾と花の写真が撮れました。
この冬、1度、霜注意報が出ていましたが、大したことは無く、今日まで、暖かい冬に突入しています。
当地に来て、初めてのことです。異常気象もいいことがありました。