金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

悔しさ

2015年04月04日 18時33分28秒 | 日々あれこれ
クソッタレガ~・・・


夕方、ちょっとした時間に録画していた番組をチラッと見ました。
元野球選手の清原和博さんの特集。

清原選手、嫌いじゃないです、コイツ。
会ったこともない同じ年生まれ。
豪快な生き方に羨ましささえ感じていました。

KKコンビで華々しい活躍をされた高校時代。
そして、問題のドラフト・・・
ジャイアンツに行きたかった清原選手は西武へ。
大学進学と言われていた桑田選手はジャイアンツへ。
そこで何があったなんてコイツには分かりませし興味もありませんが、
清原選手においては悔しかったんでしょう・・・
歯を食いしばりながら迎えたジャイアンツとの日本シリーズ。
勝ちが見えた時に男泣きする清原選手。
なんでかコイツももらい泣き・・・
そこまで見て本堂に向かいました。

今、四国のへんろ道を歩いているとか・・・
ジャイアンツに移ってのこと、
引退してのこと、
いろんなことを見つめながら歩いておられるのでしょうか・・・
そんなことの感想等が語られているのでしょうか。
後で観るのが楽しみです。

勝負の世界に生きるのですから
常に、「クソッタレガ~」って思いながら歯を食いしばり生きるのでしょう。
馬鹿にされたくない、
勝ち上がりたい、
・・・

引退されたのちもそうだったのでしょうか・・・

コイツは別に勝負の世界にいるわけではありませんが、
未だにやっぱり「クソッタレガ~」って思うことあります。

でも、それを態度に出すのか、飲み込めるのかですよね。

コイツ、飲み込んでます。
でも稀に、極稀にちょっと態度に出ちゃうことも・・・
コイツなりに一生懸命飲み込んでます。
「生きる」ってそういうことですもんね。

時にはバイトで接客もするという息子も教えてくれます、
「何なんこの人!いい年して!」っていう人、おるよ!って。
でも、息子は息子でやっぱり店のことを思い、
お金を頂いている自分のことを思う時、
一生懸命の接客を心掛けているんだと思うのです。
その時を「生きる」ために・・・

息子と話したことです、
「されて嫌だったことはせんことよ!
 してもらって嬉しかったことはしていこうな!」

経済的に、地位的に裕福であろうとなかろうと
あなたがいるから生かさせていただけるって心は大事にしたいものです。

クソッタレガ~って思いつつも
顔にひきつらせたような笑顔浮かべつつ頭を下げます。
これを我慢すれば今日を生きることが出来るって。
ひょっとしたらコイツを通り越して阿弥陀さまを拝んで下さるかもしれないって。

恥ずかしい生き方でありますが、
コイツにはこれしかありませんから・・・

そんな気持ちが思いっきり緩むんでしょうね、
阿弥陀さまの前って・・・

かたじけなさに涙がこぼれます・・・

「えらかったね!」ってあなたが言ってくれるから・・・
コメント
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