金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

その日暮らし

2014年11月30日 21時20分10秒 | 日々あれこれ
来てよかった・・・


どこまでも予定は未定。
出る間際まで予定を立てることはできません。

分かっているのですが・・・

そんなコイツは立ち止まってばかり。
ウダウダグダグダのコイツ。

そんなコイツを、

行けと背中を押してくれる、
来いとこの手を引っ張ってくれる、
コイツの荷物を抱えて一緒に走ってくれる。

コイツ、幸せなんでしょうね・・・

キツイ旅、これからです。

何十年ぶりに走りながら
ハアハア息切らしながら
出そうになる涙拭いながら

その日暮らしのコイツ、
満更捨てたもんじゃないって感じてました!

ありがとう、いっぱいの夜。
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平和

2014年11月27日 22時06分47秒 | 日々あれこれ

この町で生まれて・・・


朝から家を出て久しぶりの車で遠出。
宇和島はいい天気で
お~っ、気持ちいいね~って出発したのですが
北に向かうにつけて曇ってきてところどころパラパラ・・・

でも山越え、谷越え、海越えて
辿り着いた矢沢永吉の故郷。
一度はここでのライブに行ってみたいと思っていました・・・

少々、時間があるので別院にお参り。

初めてお参りしたのですが
残念なことにお内陣での工事(?)が入っていたようで
御扉が閉まっておりお内陣のお荘厳を観ることが出来ませんでした。
ここに母方の祖父母がよくお参りしていたことを聞いていました。
本当は、身体がしんどかったのでゆっくり本堂に座って休もうて思っていたのですが
何やらバタバタされててそれもかなわず、
ちょっとの間、その本堂に座らせていただきながら祖父母のことを思い失礼したことです。

久しぶりにこんなに歩いたってくらい歩いた道のり、
道中にはプラネタリュウムや市民プールがあります。
「あ~ここ!」
高校生の時に連れて来てもらったところだって気付くのです。
大好きだった堀ちえみのライブがあってそれまでの時間
叔母の嫁ぎ先のお爺ちゃんが連れて行ってくれたのです。
当時、全然プラネタリュウムなんて興味なかったもんですから
いい具合に倒れる椅子でゴンゴン眠ったことを思い出し一人で笑ってしまいました。
このお爺ちゃんにもお世話になりました。

開場の時間が近づきます。
向きをそちらにかえてボツボツ歩みます。


大変な時がありました。
どれだけの方が水を求めてこの川に入ったのか・・・
静かに・・・
静かに・・・
今日の一日を水面に映します。

大切にしなければ・・・


記念館の上にはお月様。
今日も一緒だよって微笑んでくれているよう。

さあ、身震いするような瞬間が待っています。
 

「ようこそいらっしゃい、ど~も~!」

「俺、この町で生まれたんだよ!」
熱く応援してくれるファンたちを誇らしげにメンバーに紹介する。
やっぱ、ノリがよかったです。
何もかも忘れてひと時、拳を突き上げていました。

あっという間の2時間・・・

程よい疲れの中、向きを現実に向けかっ飛ばして帰ってきました。



安心して今を生かさせていただきます。
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お取り越し終了

2014年11月25日 23時05分56秒 | 日々あれこれ
あ~、今年も・・・


10月半ばから勤め始めた徳正寺お取り越しツアー、
今日でファイナル。

あ~、何とか今年もお勤めさせていただいたな~
って思わずにおれないひと時でした。

お正信偈をいただきながら
各講中の方々のお顔が浮かびます。

今年も皆様のお陰で御育てをいただきました。
ありがとうございました。

また、徳正寺報恩講でお会いいたしましょう!
12月20,21日です。
お誘い合わせの上、お参り下さい。

さあ、明日は何もかも忘れてカッ跳んできます。
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お同行さん

2014年11月24日 22時22分51秒 | 日々あれこれ
仕事に行くのも・・・


優しいひと時をいただきます。
こんなコイツを・・・

「ご院さん・・・」
そう仰るオバサンの眼はウルウルしています。
「あなたを見ると嬉しいやら涙が出るやら・・・」
有難いことです。
この一人の涙に立ち上がる勇気をいただいているコイツ。

外面ばかりのコイツをそのまんま愛して下さる。

その優しさがコイツのホンマを見つめさせる。
これでいいのか・・・と。
そう思って下さるための外面、
上手くいったと思ってしかりなのに
恥ずかしくて堪らなくなります。

昔のお同行さんは仕事行くのもお経さん唱えながら行っとったな~。
そしたら周りにおるものもその御経さん覚えてな~
有難いことやな~

自然にそういう姿が消えてきました。
お念仏すら出難くなってきているのですから。

そんな中で今日のお座には小さなお同行さんが二人お参りでした。
幼き兄妹・・・
若い両親に連れられて参って下さった。
退屈であろうそのひと時を一緒に過ごして下さる。
彼らたちにもお念仏の雨が浸み込んでいました。
ジワ~って・・・

いつの日かその浸み込んだお念仏の雨が川となって流れるように・・・

今季のお取り越しもゴール目前。
願生ります。
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姉弟

2014年11月23日 20時30分43秒 | 日々あれこれ
支えてくれる・・・


東京から弟さんが帰られました。
コイツよりちょっと上の同年代のお方です。
「ようこそ遠方をお帰りです」
「はい、ありがとうございます」

先日、お取り越しでお参りした時に
お姉さんと少しお話をしました。
もうご両親も御往生なされ家にはお姉さんだけ・・・

「おばあちゃんの御法事にはお願いします」
「こちらこそ!弟さんも帰られるのですか?」
「はい、帰ってくれることになっています」

故郷でお墓を守る、先祖のご縁を勤める・・・
いろいろ大変なことを仰る。
そんな私を案じてくれるから帰ってくれるのでしょう・・・って。

姉弟が心通じていいな~って思いました。

「私がいるうちはいいのですが、次の時代になったらどうなるのかと心配します」
「そうですね、大変な時代になってきますね」

そのお姉さんの思いを探ると
こんなに大変なことを子どもたちにさせることはできないって空気を感じるのです。

捨てたかったら捨てたっていいんです。
「生きる」ことでそれどころではなくなるのですから・・・
お墓が無くても
先祖のご縁に会わなくても生きていけますから・・・

でもその人生は本当のよろこびに出会わずして
「つまらん人生だった」ってことになると思うのです。

「生きている」のではなく「生かさせていただいている」
生かさせていただいていることの勿体なさに出会わず終わってしまう人生ほど
空しいものはありません。

それが恩に報いる人生ってことなのでしょう。

日々は、俺が生きているんです。
俺の力で生きているんです。
「オレが!」って生きているんです。

そんな俺を待っているはたらきがある。
そんな俺を案じてくれるはたらきがある。
故郷がある・・・
大の字になって寝ころぶ部屋がある・・・
そこを仕立てる心に出会うと
「おかげさま」って言える歩みになるのでしょう。

阿弥陀さまのおはたらきを胸に
大切にしたいですね、何事も・・・
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