金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

姑息

2015年04月23日 20時36分10秒 | 日々あれこれ
歩いて・・・


「オリンピックに行くんやないけん、ほどほどに・・・」
何ておっしゃったご門徒。
コイツ結構嫌いじゃなく、「なるほど~」
気持ち的に楽になる言葉でした。

コイツ、強迫観念。
こうせんと後々・・・って思ってしまうのです。

夕方、汗を掻かないとまたリバウンドしてしまんじゃないか・・・
そう思うもんですから痛いところがあっても無理してしまうことも・・・

そんな時、先程の言葉をつぶやくと肩の力を抜けるようです。
無理をせんように、
いたくないところを使ってできる範囲でお荘厳させていただきます。

でも、やっぱりリバウンドしますけど・・・

その時はその時で、またボツボツやればいい。

大きな病気を抱えているので歩かなければいけません。
Yさん、よく歩くよな~・・・
道路で度々すれ違います。

何を思い歩くのだろう・・・

少しでも身体が楽になるように・・・
これからのこと・・・
家族のこと・・・
否、只管歩くこと・・・

しんどいけど自分を見つめるいいひと時なのかもしれません。

コイツは腰が悪くて長く歩けません。
でも、先程のようなことを思う度
いつも部活で走らせられていたことを思い出すのです。

走りながら考える、
練習メニューを頭で流しながら
如何にして余力を残すか・・・って走っていた青春時代。
この頃からコ姑息です、コイツ。
今も何ら変わっていない・・・

ん~な、オリンピック行くわけでもあるまいし!
多分、心のどこかで思っていたでしょうね。

その場が何とかしのげれば・・・

そりゃ~強くなれんわ。

自分の人生を歩みます。
先が見えない不安から
どうしよう、どうしようって頭の中で駆け巡る。

手を合わす温もりに大丈夫の声を聞きながら
その場しのぎの
当てにもならないものに心奪われつつ・・・

恥ずかしいことです。
コメント
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