もう一度

そりゃ、見たいよな～・・・


これが最後のお別れか、
そう思うと愛おしく、やっぱ見るよな～。

もう十分、って思っても・・・

それでいいんだと思います、コイツ。


徳正寺寺報「月のひびき」春号が出来上がりました。

あれもこれもと思うところもいっぱいあるのですが
紙面の都合、端折っていきます。

いつもの香りですけど
何とか出来上がりました。

読んで下さる人、
読まずにほかす人、
いろいろなんでしょうが
どのようにされようがお構いなしに
徳正寺の門徒に配って参ります。

最近はずっと、
坊守が法要の全体写真を掲載してくれます。

参って下さった方々の香りが届くように。

あるご門徒が仰って下さいました、
「新聞に写真が載っていますので
　いつもご住職を一番に探すの・・・
　元気かな・・・
　また、少し痩せたかな・・・
　何かあったのかな・・・」ってつぶやくという。

こんなコイツの顔でも
そんなに案じながら何度も見て下さっている人がいると思えば

うれしくて・・・
よっしゃ！って思います。


さあ、明日から発送したり持参したり
徳正寺の香りお届けさせていただきます。

２月、寒かったですね。
何とか生き抜き
明日から３月！

願生りましょう！

ほのぼの

ようこそ、お帰り・・・


浮足立つ、
そんな経験のないコイツを
そんなにして下さった１年前。

最高だったよな～・・・

また、会いたい。
そんな風に感じさせることの凄さ。

こんなコイツがそう感じるのですから・・・


長期出張していた坊守が帰ってきました。
「今朝の暗いうちの帰省となりますから先に休んでいて下さい」

申し訳なさいっぱいですけど先に休みました。

朝から温か～い空気が流れます。
気温も上がりポカポカ陽気。

そんなお日様のような存在。

そこにいることの優しさ、温かさ、
そして、触れるものを穏やかにしてくれる・・・

そんな存在。


外から賑やかな声が聞こえます。

坊守と娘がＰちゃんを洗車しているのです。
知らぬ地で
寄り添うようにいてくれるＰちゃんを愛しく思うのでしょう。

ありがとういっぱいに洗車せずにはおれなくなるのだと思うのです。

そういうの大好きです、コイツ。

洗車し終わったＰちゃん見るとリラックスしている雰囲気。
坊守と走ってくれたんだ・・・
そう思うだけでウルウルコイツ。

明日、雨なんだそうですけど
コイツもスポンジ持っていました。

バリ、お前もきれいにしてやるからな～！って。


「長旅のことをバリに話してるよ、きっと！」って娘。
そんな感じ方大好きです、コイツ。

２台並んで休んでいる姿を見るとホント話しているようです。

もの凄く、愛おしい・・


ほのぼの温かい・・・

時の早さ

もう一年なんだ・・・



娘を誘ってドライブに。
娘の運転に助手席でくつろぎ片道１００キロほど。

いろんなこと話しながら
いつの間にか着いていました。

往路は山側の道、
復路は海岸線で・・・



久しぶりにゆっくり陽が沈むのを見ました。
少々、寒かったですけど
時が早く流れていることを教えてくれました。

大勢の観光客が
流れ込んだ１車両。
賑やかな空気をさらっていくよう・・・

人気スポットなのですね。



旅から旅へ、
このホームでどんな夢を見ていたのでしょう。

流石に横にはなれませんでしたが
あなたもここに来ていたのですね・・・

そう思うとうれしかったです。


確かに、ここに・・・
そうでしたね、ここに・・・

また、願生ろう！

またここも

扉が閉じられる・・・


少しずつ暖かくなってます。
肩の力も少しずつ抜けて楽になれるような
そんな気がします。

本堂でのご縁は冷たいので心配するのですが
暖かくなるとそんな心配も薄らいでいきます。


また一つ、お仏壇のお扉が締められました。
このお仏壇でのご縁を思い出しつつ、
あんなこと
こんなこと

お世話になりました・・・

寂しくなります。


やれやれ、
腰のハリを感じつつ炬燵に直行。
腫れ物に触るように
ジンワリ、ジンワリ擦ります。

ピンポ～ン・・・

「オ～ッ、ようお参りなられました！」
「すみません、突然に・・・」

最近、お父さんを見送られた息子さんご家族でした。

本堂に入っていただき
ひと時、阿弥陀さまの前。
暫し、お内陣を見ながら「きれいですね～！」

幼き頃にお参りされて以来、
殆ど初めて状態。

「今日はお参りするんだと決心してお参りしました」って爽やかな顔。
そんな姿を見ながら
あ～、確かにご縁のおはたらきとなって
お父さんがお導き下っているんだと思ったことです。

阿弥陀さまの前で
お父さんのこと
これからのこと

お茶も出さぬまま
それでも温かく時が流れます。

徳正寺にとって大きな大きな力をいただいてたお方でした。

息子さんご夫妻が仰るのです、
「父がしてきたことですから私たちも守っていきます！」

うれしかったな～

一緒に歩ませていただくことのうれしさ。


切なくもあり、うれしくもあり
そんな一日。

うれしかったよな～

あ～、あの日から・・・


満面の笑みで微笑まれる写真。
こちらも笑いだしそうになるような、
こころほのぼのするような、

「いい写真ですよね」
「この写真見ていたら全然寂しくないんよ」

人を和ませるような、
人を優しくできるような、
そんな力があればいいのですが、

如何せん、コイツですから・・・


先日、浜田省吾さんの「ラストショー」を聞いて以来
ちょっとハマっているコイツ。

今日のフィルムにはどんな自分を焼き付けているのかって。

どうでしたか、今日・・・


忘れられない出来事。

今までこんなことがあったのかっていう感じの
浮足立つって感じ・・・

ホントに夢みたいなそんなひと時。

コイツのフィルムに鮮明に焼き付けたひと時。


そのひと時の陰で
大きな力頂いて靴紐結び直しています。

さあ、また願生ります！