金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

恵み

2015年04月22日 20時12分05秒 | 日々あれこれ

照らされて・・・


日照不足だそうです。
天候が不順でしたもんね。

そう言えば、昨日、
何気に窓の外をボエ~って見ていると夕焼けが・・・

あ~、何か久しぶりだよな~って思ったことです。

こうなってくると
野菜の品不足が叫ばれます。
価格も高騰だそうです。

今年はたけのこは豊作だそうです。
先日も新鮮なモノをいただき
美味しくいただきました。

自然の恵みを有難くいただきます。

何も口にするものだけでなく、
この肌に感じる恵みもあります。

お焼香の作法のご質問をいただきました。
「2回つまんでこうやってするんですよね」ってお抹香を頭までいただくジェスチャー。
「そうですね、よくそうやるテレビドラマなんかでありますね。
 それが一般的なようにみんなそうしますね。
 でも、真宗には真宗の作法がありまして
 お抹香をつまんだら頭まで頂かずそのまま炭の上に焚きましょう」

こうやってお尋ねいただければこちらもお答えしやすいのですが
なかなかこちらから言うことはありません。

皆それぞれにオモイを込められてお荘厳されます。
それがどんなオモイであるかは分かりませんが、
どのような方法であろうと
どのようなオモイであろうとそれはそのままお浄土のお飾りとなります。

阿弥陀さまの薫りが部屋に充満し
この毛穴からコイツに浸み込んでくださる。
浸み込んだ薫りはお念仏となりこぼれ出てくださる。

煩悩の霧や雲に覆われているコイツの心に届いてくださる。

仏さまの微笑みに出会えるようです。

本堂の屋根が照らされている・・・
西方からの光を受けて優しく染まる・・・

コイツの心もひと時優しく染まります。
コメント
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