今月も・・・

なんとか・・・


10月終了ですね。
夜となり気温がグ～ンと下がっているように感じます。
明朝は今季一の寒さとか・・・
温かくして乗り越えましょう。

今月も何とか生き抜けました。
どうしようの生活の不安って消えませんが
安心して悩み・苦しんでいます。

ありがとうございます。



お弁当を使いに出かけました。
南へ20キロ程の自然公園。
芝生がきれいな公園です。

坊守と娘の手作り弁当を美味しくお腹いっぱいによばれました。
勿論、好きなものばかりです。

美味しくよばれながら目を遠くやると
ご門徒の村にお参りするのによく走る国道が見えます。
いつもは車中よりテントを張ったり遊んでいるこちら側を見ています。
楽しそうだな～って・・・

何気にそんなことをつらつら・・・

今日は殆ど人もいません。
静かで水鳥たちが戯れいる声がするようなことでした。

お腹いっぱいで木漏れ日に包まれます。
優しくなれるようなひと時。
生かさせていただいている・・・

寒くてダウンジャケットを着てました。
でも、心温かくて・・・

願生ろう！

厳しい現実

お念仏では飯は食えませんから・・・


なんと、娘が帰省しています。
学校の学祭で連休になったので・・・
本人、勉強する気マンマンだったのでしょうが
「帰って来さいや」って坊守
「帰って来いよ！」ってコイツ。
素直に帰って来てくれてうれしいことです。

偶々、重なったＩ講中お取り越し。
率先してくれて一緒に参ってくれるという・・・

うれしかったな～。

最高のひと時をいただきました。
いいもんですね、こうやって我が子と一緒にご縁に会わせてもらえるって。

ご門徒の皆様にお育てをいただいて大きくならせていただきました。
本当にありがとうございました。


お取り越しのお座に合わせて
宗門の10年計画「総合振興計画」の懇志のご案内をさせていただいています。
しんどくてたまりません。
目の前に座られる方々のしんどさが手に取るようにわかるが故に・・・

法話の後、一人のご門徒がおっしゃられます、
「住職さん、
　今の時代、若い世代の人は自分の生活が精一杯。
　寺との関係も今以上に希薄になるでしょう。
　これからのことを考えていかんといけんですね。
　お念仏では飯は食えませんから・・・」

その通りだと思います。
一般寺院もそうですけど本山・宗門も考えていかんといけん時でしょう。
いつまでこのような懇志の募り方をされるのか・・・

「私もそう思います。
　どうぞ、その思いを宗門に直接仰って下さい。
　ご門徒の思いを仰られることで宗門もきっと考えて下さるようになると思いますから」

もう私も限界ですから
そのまんまを宗門に意見されることを勧めています。
コイツが言ったところで聴いてもらえないのですから
ご門徒にお願いするしかないことです。
これで変わらないような宗門だったら誰もついて行かなくなるのでしょう。

ただ・・・
先程の意見もコイツの法話の後のこと。

お念仏とは、病気が治ったり良いことが起こったりするようなものではありませんって
申し上げた後のこと・・・
なかなか聴いて頂けないな～・・・
それ程、法話の前の懇志の話しが強烈だったのでしょう。
法話なんか聴いて下さいませんから・・・
何のためのお座なのか、
何のためのお勤めなのか、
何のための法話なのか、

悔しいです、コイツ。

この厳しい現実のなかで
お念仏って有難い・・・
親鸞聖人って凄い・・・
そんな想いで先達の道を求める者もいる。

真実の故郷を見失わないにように
頂いたご縁を大切にしながら
人生の先輩も若い世代の方々も
一緒にこの今をよろこべるようなひと時を重ねていきたい。

お念仏では飯は食えませんけど
お念仏を申せば胸いっぱいになり立ち上がれる勇気となる。

生き抜ける力となる！！！

墓事情

もっと大切なことが・・・


お仏壇のお扉を閉められる。
お墓を整理する。
そんな相談の多いこと。
過疎、高齢化の大きな波に飲み込まれています。

もうここまで来るとどうにもなりません。
寺も無くなる現実が見えるようです。

またテレビでも相変わらず低いレベルでの終活が叫ばれていました。
話題が無くなると兎に角、終活・葬式・お布施・・・
こういった類の特番を組むと視聴率がいいのだそうです。

またかって・・・
ウダウダ言いながら観るコイツのもっと低いレベル。
申し訳ない。

大阪から帰られたご門徒。
お茶飲みながら今後のことを相談される。

やっぱり気になるんですね、お墓。

ご本人もいつまでもこちらに向いては帰れなくなる。
参りやすいように大阪でお墓を・・・

もろもろの相談を受けまして
コイツなりの考えを話します。

確かにお墓は大切です。
御往生なされたご先祖の亡骸ですから粗末にもできません。
それらに向かう時、やっぱり何か思うことが出来たりします。

でも、
墓に納めているから安心。
いつしか自分もここに、なんて考えでは少々寂しく思います。

本当の終活って、「後生の一大事」ですもんね。
このいのち尽きればどうなるのか・・・
そこ腹据えて聴かせていただく時、
今の安心を聞いていくのでしょう。

今の安心、聞かせて頂ければな～・・・

返事

それです、その通りです！・・・



老いを感じます。
お前もそうなるんだよってご門徒が教えてくださる。

体格のいいオジサン。
そのウエイトが足を苦しめる。
「若いときから足が痛かったですね」
「そうでした・・・」

内臓の方もしんどさを抱えます。
大切になさって下さいね・・・


遠方の村から同年代のお姉さんがお参り下さいました。
過疎の村で総代をしていただき力を頂いています。
優しいお方で出会った頃からお変わりになられません。

腰まである超ロングの黒髪。
これも全然変わられません。
超ロングのヘアースタイル大好きです、コイツ。

坊守も全盛期の頃には同じくらいの超ロング。
大変よく似合っていました。
今もロングヘアーの坊守、
勿論、申し分ありません。

お婆ちゃんのご縁でお参り下さったのですが、
中学生の頃までこのお婆ちゃんに連れられてご縁に会われていたと仰る。
あ～、やっぱり今のこのお姿があるっていうのは
子どもの頃からのお育てがあったんだと確信しました。

それが実となった優しさなのでしょう・・・
有難いです。


きれいなお仏壇をお迎えになられました。
久しぶりです、御入仏のご縁。
御扉を閉められるご縁ばかり急増するなか、
うれしいひと時を頂いたことです。

ご主人のご縁でお仏壇を迎えられたのです。
何もかもピカピカです。
眩いほどのお飾りの前に座らせていただくと
フ～っと力が抜けるようです。

「きれいですね～・・・」

暫く、見惚れているようなひと時を過ごさせていただき
お勤めをさせていただきました。

お勤めの後、ご法話をさせていただくのに
これも新しい御文章箱が添えられていましたので開けさせていただきました。
まだ、触られてもなかったのでしょうね。
御文章にはカバーも掛かったままでした。

法話もさせていただき御文章も拝読させていただきお礼をしますと
お参りなされていたお方が仰る、
「これは大事なモノなんでしょうね。
　ウチにもありますけど開けたことがありません」
「これは本願寺の8代目のご門主、蓮如上人のお手紙を編集したものなんです。
　だから私たち門徒はそのお手紙を拝読させていただきながら
　お念仏の味わいを聞かせていただくのです。]
「そしたら返事出さんといけんな～」って冗談っぽく仰った。
お参りされていた方々も一応にウケておられましたが、
コイツ、マジです！
「それです！その通りです！
　お手紙読まれたら返事書かんといけませんよね。
　御文章読んで返事出すのがお念仏ですよ！
　ナモアミダブツは返事ですから！」

マジな顔でコイツが言うもんですから
少々引かれながらも聞いて頂いたことです。

うれしかったな～、今日の御文章。
有難かったな～、お婆ちゃんのおはたらき。

逃れ難き老病死、
抱えため息つくばかりのこの今を
先手先手でおはたらきくださる優しさに
ありがとういっぱいにならせていただきました。

久しぶり

愛しくて・・・


坊守に用事を頼まれ着替えて原チャリに跨ります。
「シュルシュルシュル」って掛かるエンジンが愛しくて
よしよし、絶好調！って一人よろこぶ。

寒いような暑いような中途半端な気温。
厚手のロンＴでは、原チャリで受ける風はチト寒かった。

午前中は気持ちのいい秋晴れでしたが
午後になり黒い雲が北の方から覆い尽くそうとしていました。
天気予報、よく当たります。

境内に玄米を広げているので少々気になったのですが
天気予報で言っていた時間にはもう少しあったので本屋さんに。

立ち読みしていると「そうや！」って思い付いてレンタルＣＤ屋さんに。
久しぶりでした。
何気に聴きたい曲があったので・・・
以前はよく来ていましたが最近は全然。
何時ぞや子どもと来て以来です。
お目当てのＣＤもありルンルンで帰って来ました。

久しぶりにＤＶＤのコーナーも見てみました。
お～、「ＭＡＤ　ＭＡＸ」出てるんや～。
先日、公開中だったように思いますが早いですね～。
他にも面白そうなアクション物がいっぱい。
借りようとも思ったのですが
観る時間もないしそのうちテレビで放映されるかなって
こちらは借りずに帰って来ました。

天気予報を見ると明日は晴れるとか・・・
雨っていう予報もあったので躊躇っていた洗車。
埃も被っているし
露にもあたっているし
ここは洗車してやらないとって思い立つ。

ニコニコがいなくなってめっきり洗車の回数が減りました。
坊守の方が断然多くなっています。
きれいですよ～、坊守の車。
負けてはおれんとコイツも思い立つ。

暗くなった空見上げつつ
洗車、久しぶりやな～・・・

やっぱり気持ちいいですね、
最高です、洗車。

帰って本堂でのお荘厳をしていると雨の音。
乾き切った大地も待っていたかのように
ポツン、ポツンって音で答えます。

雨、久しぶりやな～・・・

でも、明日は晴れてほしいな～。
洗車したから・・・

昼に借りたＣＤをパソコンにダビング。
先月帰っていた息子がパソコンに設定してくれていたので
簡単に録音完了。

ちょっと聴いてみると、
懐かしいな～・・・

明瞭な思い出がある訳ではありませんが
なんか、久しぶりな頃に帰っていました。

明日、バリにもダビングしよ！