金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

引き付けられて

2019年06月30日 20時15分34秒 | 日々あれこれ
初めて参った・・・


幼子が二人、
お婆ちゃんと大きなお爺ちゃんに連れられて
初めて参った
徳正寺の
阿弥陀さまの前。

緊張してかガチガチに固まって
いい子で正座をして下さる。

楽にしててね~ってコイツ。

いやいや、
そんなコイツの大きな顔に緊張しているんだから~って
聞こえそうな顔。

でも、うれしいものです。
ようこそ、ようこそです。


悲しきご縁でしたが
年回を重ねると
みんなみんな笑顔でして、

慣れてくるのでしょうか
その人がいない日常に。

それとも一緒にいて下さることの
安心からの笑顔なのか・・・


忙しい、忙しいって
心亡くして生きるものを
引き付けてくださる。

引き付けられた人がまた
幼子を引き付ける。


法話の頃には
足も投げ出していた幼子ちゃん。

ホントに、ようお参りでした!

誰よりも阿弥陀さまがおよろこびだったね!
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ここにも

2019年06月29日 21時41分04秒 | 日々あれこれ
そっと手を伸ばす・・・


お墓への納骨。
久しぶりに上がる墓地は
舗装されていない土道で
芝生やら草やらが柔らかく生きている、
そんな足に優しい道。

ねじり花・・・

この時季、坊守はその優しさに涙する。

2本ほど頭を垂れながら咲いています。
「オ~ッ、ここにも!」ってそっと手を伸ばした。

帰り道、
あのねじり花、抜いて帰ろうかな~って思いながらそこに立つと
よろこんでくれる顔が浮かぶものの
やっぱりここにあることをまずよろこぶんだろうな~って
愛でて帰ってきました。


「花を見てよろこぶ、ナンマンダブ、ナンマンダブ」浅原才一
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そこに感じつつ

2019年06月28日 20時50分50秒 | 日々あれこれ
いてくださるだけで・・・


坊守なしでは生きていけないコイツ。
夫源病になるようなくらいに依存しています、コイツ。

缶ビールもどきを一本気持ちよく喉の奥に流し込む。
上手いよな~って一端のお酒通のようにうなってしまう。

美味しいご馳走を頂いてお腹いっぱいになり
パソコンの画面をボエ~って見ていると
グワン、グワン、グワンと
大きな頭が縦横に振れる振れる。

で、バタンとほんの少し眠ってしまう毎日。

目を閉じつつ
坊守が手仕事をする音を聞いていると
もの凄く安心するのです。

一人じゃないんだ・・・って。


遠い昔、
祖母が奏でる裁縫の音を聞きながら寝ていたものですから
寂しさを癒してくれる音を探しているのでしょうか・・・


南無阿弥陀仏、

「心配するな親がついている」
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今更

2019年06月27日 21時44分33秒 | 日々あれこれ
娘に言われ気付く・・・


先日、改めて一緒にいてくれる心強さを感じたひと時。
そんな余韻を楽しむような時に
娘に我が師匠からいただいたものがあったことを
教えてもらうのです。

「お~っ!流石、師匠!!!」

すっかり忘れていたコイツ。
もう、日常の光景となり久しく
正直、あまり見上げることもなくなっていました。

今更ながらに気付く優しさ・・・

あ~、そういうことだったんだ~って。

ま~、先生に聞いたわけではないので案外
「そんな深い意味はないよ~!」って笑われるかもしれません。

でも、やはり優しいお方なんだね~って坊守とふたり話した。

そんな優しさがないと
こんなこと思い浮かばないだろうって思うから・・・

娘のお陰で
一日優しく過ごすことができました。


「蛍、観に行こうか!」って坊守を誘いました。
勿論、コイツ飲んでますので坊守の運転なんですけど
満面の笑みで付き合って下さる。

生憎、条件が悪かったのか数匹が木々の中からウインク。

残念がるコイツに
蛍が星になったのかっていうくらいのきれいな星が瞬いているのを教えてくれました。


今更ながら優しさってうれしいものですね。
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梅雨入り

2019年06月26日 17時41分56秒 | 日々あれこれ
酷くならなかったらいいけど…


数十年ぶりの遅い入梅。
カラカラの大地も潤いを取り戻す。

極端なことで
いきなり台風もってこと。

また、心配な季節…

災害が起こると規模が大きく
不安事案の多い田舎は
憂いがつきません。

どつからでもこいやー!って
言えればいいのですが、
情けないことです。


方向音痴でいけませんって御門徒。
頼みのナビも不良品だったらしく
肩を落とされた。

御法座のご案内をさせていただくも
誰かねー、
連れて行ってくださればいいんだけど…

なんとか誘い合いの方法でも
あればいいのですが…

ご縁いただきつつ
人生の方向だけは
しっかり定めておきたいものです。


雨音を聞きつつ
迷うコイツのところまで
迎えに来とってくださる、

そんな優しさに出遇う今でありたい。
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