金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

きれいな声

2015年04月12日 18時12分10秒 | 日々あれこれ
お育てだよな~・・・


お参りさせていただきますと
小5の可愛い女の子が参って下さっています。
曾お婆ちゃんのご縁。

一緒に大きなお声で浄土三部経さんをお勤めして下さいました。
女の子のきれいな声です。
勿論、傍にはお母さん、お婆ちゃん、御親戚の方々・・・
みんな、大きな声でお勤め下さいました。
周りがそんなだから尚のことお勤めしやすかったのでしょうね。
お念仏も大きな声で・・・

あ~、有難いもんだな~

コイツが小5の時に彼女のように御三部経を勤めていたかって言われたら
とてもとても手に持ったこともありませんでした。
そう思うだけでもすごいよな~って頭が下がるようでした。

彼女の成長される中には
曾爺ちゃん、曾婆ちゃん4人のご縁に触れられます。
4人共に仏さまのような方々でした。
小さな時からず~っと
そのご縁を共に座ってくれていたのです。
またそうしてくれるように
お爺ちゃん、お婆ちゃん、ご両親がお導き下さったていたのでしょう。

辛いご縁ではありますけれども
こうやって小さな手が合わさっていきます。
お勤めをし、お念仏申させていただきます。

花は散れどもここに咲いている・・・

そんなおはたらきを感じさせていただいたことです。

コイツの好きな彼女のお爺ちゃんは仕事の都合で欠席されていました。
優しいお方です。
そんな孫の成長を目じりを下げながら見守られている日常。
今日のきれいなお勤めを聞かさて頂くと
涙もろい眼に涙溢れながら
「住職、えらかろうな!」っておっしゃられそう。
我がことのように、否それ以上に・・・

見上げるとそこにいて微笑んでくれている。
ここにいるよと抱きしめて下さっている。

きれいな声を背中に聞かせていただきながら
阿弥陀さまのお姿を拝ませていただきました。
コメント
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