拯濟

坊守のお味わい・・・


初めてお会いした同年代と思われる女性がお参りでした。
間の休みで
ポツポツと自身のお味わいを仰る。

「オジサン、全然変わらないね。
　トラックの窓からお小遣いくれたよね～！

　Ｙオジサンは、かっこいいオジサンでした、
　大きなバイクの後ろに乗せて走ってくれた・・・

　自分の事ばかり見ていると
　こんな大切なことも忘れていたんですね・・・」

キラキラっと輝くようなお言葉を聞かせていただきました。

日々、忙しい毎日を送られているのでしょう。
生きるのが精一杯・・・

何かに追いかけられて
何かに振り回されて生きてきた、そんな自分。

そんな自分にご縁をいただいて気付くのです・・・

有難かったな～・・・


坊守は、優しいお方です。
いつも、コイツは
この優しさに出会えたことに本当によろこびを感じます。

特に、仏さまのことを話される顔の優しいこと・・・

お夕事の後、
暮れゆく本堂のなかで「拯濟」のお味わいをして下さった。

自らが救われゆくよろこび・・・

有難かったな～・・・


坊守の受け売りでそのお言葉をはがきに書かせていただきました。
先日、お手紙を頂いたご門徒に・・・

坊守が彫った阿弥陀さまのハンコを押してもらって・・・


阿弥陀さまって優しいですね！


なんやかんやで今月も終了。
長かったな～、今月。

どれだけコイツの力のなさを感じた一か月だったか・・・

でも、なんとか・・・


「果てない風の中で　靴紐結び直し・・・」

チョコレートケーキ

いただきま～す・・・


残暑厳しき日々が続いています。
９月に入ると涼しくなるとかっていう予報を聞きつつ
この今を生き抜きます。

先が分かると我慢できます。
己が素晴らしいっていうのではなく
ちょっと先が分かれば我慢なんてできるもんです。

ワレ、オモイアガル・・・脆いものです。


サウナ大好きのコイツ。
大好きなのに行かないのは
身体がリフレッシュされて軽くなるっていうレベルではなく
疲れ切ってヘロヘロになって帰るコイツがいるから行けないのです。

時間決めてゆったりした気持ちで汗流し
程々の回数で区切りをつけて帰れば楽になるのでしょうけど・・・

限界行きますから、コイツ・・・

競ってくるような人あれば受けて立ちますから、
２０分が、３０分でもその人出るまで
熱い部屋の中にいつづけますから、コイツ。

でも、それって水風呂が見えているからできること。

それが見えなかったら
ふざけたようにサウナなんてのんびり入れませんから・・・
我慢なんてそんなものです。


間の休みには、
薄皮饅頭にチョコレートケーキ。
文句のつけようがない一つ一つ。

先の事なんて見えません・・・
我慢なんてしません・・・

煩悩の赴くまま貪り食べるコイツがいました。


恥ずかしいことです、ホンマのコイツ。

ここにある

待っていてくれる・・・


ここにある、
そこにある、

ある、ある、ある・・・

ようこそ、ようこそ。


お買い物に連れて行っていただきます。
荷物持ちですけど
車の中で話しをするのが大好きなので
ちょっとでも話せるように
敢えて遠くのスーパーに。

大体、車を止めるところって決まっていて
今日もその辺りに止めました。

ここのスーパーにはドーナツ屋さんがあります。
最近、ハマってしまい来る度に・・・

美味しくて
急いで帰りお茶しながらニコニコ顔になります。

今日もうれしそうに２人がドーナツ買って
さあ、早く帰ろう！って駐車場。

側面をこちらに向けたバリが待っています。

お～、おるか！って温かくなります。

愛しいですね、こんなコイツを待っていてくれるのですから・・・
大好きです、こんなの・・・


さあ、帰ろうな～

会えるんだろうか

会えますよ、きっと・・・


亡くなられた方を思う、
「会えるんだろうか・・・」
「会えるでしょう！」

即答できなかったらコイツの安心ありませんから。


やるせないことに出あい
ストレスが溜まっているっていう状態。

どこかで発散しなくては、
いや、したい！！！


ここんところコイツのところで
影の薄かった矢沢永吉。

思いっきりスタレビに圧されてて・・・

でも、この拳を突き上げることができるのは永ちゃんなんですよね。

パソコンでライブのＤＶＤとＣＤのＰＶが流れてて
「やっぱいいよな～、永ちゃん！！！」

歯を食いしばるんだよな～・・・


また、会えるかな～！永ちゃん。


「悲しみはすべて俺に預けて　今は預けて」（[MARIA]E.YAZAWA）

その後は

二度とない人生だから・・・


横須賀から帰ってきてくださるご門徒。
「ようこそ、遠方をお帰りです」って挨拶させていただく。

いつもは車の運転がお好きなので車での帰省でしたが
この度は一人でしたので飛行機でって。

飛行機は速くていいんですけど現地に着いて大変で・・・

良～く分かります、
コイツもそうなのでどこまでも車です。

この方も人生の先輩ですが丁寧に接して下さいます。
ホンの三度ほどのご縁、
なのに親しく丁寧に接してくれることに感謝せずにはおれません。


ご縁になられるお婆ちゃん、
生前に書き残されていた書物。

その一枚が壁に掛けられていました。

「二度とない人生だから」って。

お婆ちゃん、その後は・・・って法話でお味わい。


皆さんは、この後どのような言葉が続きますか。

縁あるオバサンがよく仰っていました、
「どうなるか分からんから、いいもん食べよう！」って。
ふ～っとそんな言葉を思い出しつつ
分からんでもないけど寂しい人生だよな～って思ったりもします。


今日のご縁は有難く
前回は一緒にお勤めをして下さるものの少々小さめの声。
しかし、今日の声の大きなこと。
前回よりもパワーアップですねって言ったら皆さん笑われた。

とってもいい空気・・・

これですよね！
二度とない人生だから、これ、会わせていただいてよかったですね！

安心の中にあることを・・・


もう・・・迷うことがない！！！