金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

走ってる

2017年02月28日 19時23分19秒 | 日々あれこれ
させられる・・・


とても冷え込んだ朝でした。
痛いところがあるとしんどいですね。

開けっ放しの本堂にて一人ぼっちでご縁に会わせていただきました。

ご案内するもいつもお参りなされる人なく
御往生なされた方を偲びつつ
そのお方のご縁に誘われるコイツを感じることです。

お陰で合わさない手を合わさせていただいたことでした。


とっても気持ちいい天気です。
放射冷却だったのでしょうか昼前より晴れ渡ります。

よっしゃ、南の方に「月のひびき」を配ってこよう!

思い立ち愛車原チャリ「ビーノ」に跨るコイツ。
春、感じよう・・・
何も迷うことなくビーノのキーを持っていました。

あっちこっちと寄りながら目指すはH講中。

勿論、日差しあり暖かく感じようとも寒いので着重ねです。
坊守大好きのチョッキもこの身を包むはたらきとなってくれます。

ミ~ン、ミ~ン・・・って原チャリの感覚嫌いじゃありません。

最近は、ず~っと口ずさむ「今夜だけきっと」stardust revue
この切なさが何とも・・・

フルフェイスのヘルメットの中、
コイツの声で満たされます。

正直、国道怖いので出来るだけ脇道を選択します。
でも、ありがたいことに
車のドライバーさん、大きくパスして行って下さるので安心です。
多分、フラフラしてんでしょうね、
申し訳ないことです。


道中には懐かしき道もありました。
学生時代に用もないのに「走らされた道」
その頃の苦い思い出を嚙み締めながら
迷い苦しみながら走らされていた頃も
今に続く道だと思えば懐かしくも思えるような・・・

「走らされた」・・・

いつもそう思っていました。
コイツの意ではなかったからなのでしょう。
かといって、
その頃コイツの意なるものがあったのかってなると疑わしいことで・・・
だから惰性でも歩を進めていたのかもしれません。

恥ずかしいことです。



走らされた川沿いに原チャリ止めて
その道を我が足で感じてみました。

今、「走ってる」よなって・・・

コイツの意なるものではないにしても
この道を誰かに言われてさせられるのではなく
コイツの意で
今、走っているって思えたのです。

坊守や子どもたちに支えられ
間違いなく走っているコイツ。

この間違いのない温もりを
一人でも多くの人に気付いていただきたい。
一緒にその温もりをよろこびたい。

そう思い走っています。

決して速い足ではありません。
原チャリ・ビーノのように
何もかもにも抜かれていくような人生。

でも、コイツのペースで
これからもボツボツ走っていこうと思います。

焦りますけど、
ブレナイように一歩一歩。


40キロほど走っていました。
身体ガチガチでしたけど気持ちよかった!

夕方にH講中の総代さんの奥様から電話をいただきました。
「留守にしていてすみません。
ポスト見ると、あっお寺さん来られたんだって気付いたんです。
お茶も出すこともできませんでした。」って
本当に悔やむように仰って下さる温もり。
温かくて優しい大好きなお方です。

何の連絡もせずに行ったコイツが悪いのですから・・・
それどころか、
優しき声に走れる力をいただくことです。



「追い風を待ちくたびれた 旅人じゃなく
 自分で飛びたいと 走れ 風になるまで

 ・・・
 
 繰り返すバカさも きっと無駄じゃないはず
 振り返る弱さも いつか明日へと続く」      stardust revue『running』
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心地よさ

2017年02月27日 20時06分17秒 | 日々あれこれ
しっかりした・・・


脱力感っていうのでしょうか、
気が抜けたっていうのでしょうか、
夢のようなひと時は
瞬く間に過ぎてしまう。

もうちょっと・・・

醸し出す香りは
培ってきたものなのか
優しき微笑みとなって
触れるものを柔らかくしてくださる。

でも、ちゃんと心に一本筋が通ていて
ブレナイ気持ちと
真実を語る眼が光ります。

頷けるのです・・・


「親子でライブに来てくれる。
 小さな子どもは
 僕たちを観て笑っているんじゃなくて
 僕たちを観て笑っている親を観て
 『あっ、お父さんやお母さんが笑ってる』って気づいて
 笑っているんですよね。
 日頃、歯を食いしばっている親が笑っているのを観て笑うんですよね」 (stardust revue 根本要)

この人、かっこいいよな~・・・ってコイツ。


どうぞ、親子でご縁に会って下さい。
お葬儀もご法事も
そして、寺で勤められる法要にも・・・

そして、聴いてください。
    感じてください。

見えなくて触れることができる愛を・・・


安心して泣いて、笑ってそこに座るとき
安心している親を子もまた観て感じることでしょう。

居心地もよさを・・・
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胸いっぱい

2017年02月27日 00時36分26秒 | 日々あれこれ
こんな日も・・・


もう十分ってこと、「お腹いっぱい」

決してこのお腹ってことだけでなく
精神面でも・・・

こんな気持ちなのか、
胸いっぱいです。

言葉にできないので後日ボツボツ・・・


ありがとうございました。
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楽しき人

2017年02月23日 19時29分03秒 | 日々あれこれ
だから、こちらも・・・


「目指す光さえ 見失うことも
 時にはあったんだ
 でも信じてた 君がいるのなら
 僕らの歌は 輝けると

 一緒に歩いてた 一緒に笑ってた
 歌えば いつもそこに 君がいた」 
                    「道~The song for us~」 stardust revue


辛いことの繰り返し
涙溢れるような日常に
ニコッと微笑む優しさに触れる。

大丈夫だよって微笑みが触れる。

生きていていんだ、
否、生かさせていただこう。

その笑顔に今日を重ねると
クスボル今日も輝いていたんだって気づく。


南無阿弥陀仏 なんまんだぶつ・・・

称えればいつもそこにいた
ず~っと、ずっとここにいてくださった。


気付きながら、気付きながら・・・
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現実

2017年02月22日 19時32分34秒 | 日々あれこれ
胸締め付けるよう・・・


この苦しき今を突き付けられます。
皆、一生懸命。

スターダストレビューの根本要さんのお父さんは医者だったそうです。
出張診療しても出張費なんて受け取らなかったとか、
世の中には素晴らしきお医者さんがおられるのですね。

苦しき時代の今があったのでしょう。

それに引き換えコイツと言ったら・・・
申し訳なさいっぱいです。

過疎、高齢化、老々介護、・・・

本当に苦しき今がある。

いつも思うんです、「お布施なんていりませんよ・・・」って。
でも、どんなに苦しき現実が見えようとも
お預かりして帰るのですから、コイツ。

コイツのために、
寺維持のために、

そんなこと書くと
また、ガチガチ頭が
「お布施だからいいんだ!」なんて思うのでしょう。
「仏教とはそんなものだ!」なんて・・・

そんな思いで成り立つ寺はいいんでしょうけど
こんなことを思っているから態度に出て捨てられるのです。

一番先に捨てられるのです。

でも、ありがたくいただいても捨てられていますが・・・


お願い、私を捨てないでねって
門徒に媚びを売れっていうのではないのです。
正直、寺や僧侶を捨てていただくのはいいのです。
コイツの有り様を見つめれば明らかなことなのですから。

でも、
阿弥陀さまだけは
お念仏だけは・・・

決して捨てることのないおはたらきの仏さま、
こちらが捨てようとも
決して捨てることのない・・・

そんな優しき温もり、

やっと出会えた、
そのよろこびを
このしんどい人生を
生きていける力を
捨ててほしくないものです。

この生き難い現実・・・
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