写真

こちらまで・・・


ご縁をいただいてお参りさせていただきますと
遺影であったりスナップ写真であったり
故人を偲ばせていただくひと時をいただけます。

優しい笑みを浮かべた顔、
悲しそうな顔、
怒っているような顔・・・いろいろ。

どうせ見るんなら優しいお顔の写真がいいですね。

テーブルの上にスナップ写真がおかれています。
数枚の写真を許可もなく見せていただいたことです。

優しく微笑んでおられます。
何があったのでしょうね、
楽しそうに・・・

見ているこちらも微笑んでいるのです、
自然に・・・
しかめっ面のコイツの顔が自然に・・・

温かい人なのですね。

各ありたいとコイツも一応は思うものの
外面メッキはいけませんね～。
偶～に撮っていただいても引きつった笑みは
相手を不愉快にさせてばかりです。

自然に笑みを与えるなんて、とてもとても・・・

阿弥陀さまの微笑みに出会っていますか。
大丈夫って寄り添うようにいつも、いつも、いつも・・・
ここにいてくださる温もり。

涙溢れて立ち上がろうと思います。

２月終了！

また来月も大切に、
阿弥陀さまにいだかれて
願生りましょう！

熱波

ハイ、熱波！・・・


母の用事にお供して今治まで行ってきました。
普通であれば高速道路を使うこともないのですが
急ぐこともありますのでこの度は往復高速を使わせていただきました。
やっぱり楽です。
時間を取るか、お金を取るか・・・

今治に向かう道中、下り車線にパトカーの多いこと。
赤色灯を焚き何台も・・・
何かあったのかなって思っていますと、
夕方のニュースで
最近、交通死亡事故が多いために主要なインターで検問されたようです。
こうやってドンドン赤色灯焚いて走っていることが何よりの運動だと思います。
こちらも用心しますもんね。

ハンドルを握る時はお互いに気を付けましょう。

今治では２時間半程の自由時間を頂けました。
これは「温泉・サウナ」でしょう！
躊躇しません、コイツ。

今治にも大きな温泉施設が結構あります。
その中の一つ、
松山の支店であります「キスケ温泉」があります。
規模は松山の半分ですが、
結構内容的に充実してます。

メインは「熱波サウナ」
２時間に一回、奇数時間丁度にそれは起こります。

イメージ的には誰かが入って来て大きな団扇で扇いでくれるのかって思っていました。
その実態は・・・

２分前にサウナに設置してあるテレビの画面が変わり
テレビの中の女性が注意事項をおっしゃり
その女性たちが大きな団扇で扇ぎ始めます、
「ハイ、熱波！ハイ、熱波！・・・」って言いながら。
ズッコケるかと思いましたが
暫くすると
大きな音がしてアロマ水を蒸気にかえて温風が出て来て体感温度がグ～ンと上がります。
グワ～って熱くなるような、
でも、アロマ水の蒸気ですので香りがよく気持ちいいのです。
いい汗が流れます。

２分・・・

お～！てな感じです。
時間の都合一回の体感でしたが癖になりそうです。

室内の温度計は９０度です。
これに入るために心も体も準備します。
水風呂に浸かり全身を冷やし
タオルも冷たい水に浸す。
それで、「よっしゃ～！」って気合い入れて臨む１５分。

この１５分の為に準備します。

地獄の窯の熱さってどんななんだろう・・・って。
１５分じゃありません、
休む間もなく延々と続く灼熱・・・

さあ、どうする！

生半可な準備ではどうにもなりませんよ～。
お互いに気合い入れて落ちる準備しとかな～。

って、いつも思うコイツ。

時に嫌な汗も流れます。


今、人気の炭酸温泉もあります。
が、ここの炭酸温泉は高濃度炭酸温泉。
本当に透明なコークの中にいるような感覚。
シュワシュワ、パチパチ・・・
そのシュワシュワ、バチバチが半端なく凄いです。
ぬるめ設定ですのでいつまでもゆったり入ることが出来ます。
腰が悪かったり、リュウマチ・・・いい感じです。

電気風呂・・・
単一的に電気が流れる普通のタイプではなく
いろんなパターンで電気を流し
正しく電気マッサージに掛かっているような感覚。
腰、いいです。

後は、ミルク風風呂のジャグジー、マッサージ機能の寝湯等々。

この度、２回目ではありましたがハマりそうです。
近くだったらな～・・・

さあ、２月も明日で終わりですね。
気合い入れましょ！

サクサク

早く帰らないかな～・・・


もうすぐお母さんの１年忌を迎える喪主様がお参り下さいました。
ご先祖の法名を額になされておられ
それにご両親の法名を書いてくれという依頼でした。
優しいお方で大好きなご門徒です。

「住職・・・
　ここに向かいながら母のことを思い浮かべていたら
　涙が流れてきました。
　涙もろくていけませんね～・・・」

優しい人です。
この方、大好きです、コイツ。

思い出で終わるじゃない、
今も尚、ここにいておはたらきくださる温もり。
そこに気付くからこそ涙が流れるのでしょう。

ここに向かうまんまを包み込み、
「どうしょやの～、えらかったの～」って今を共にして下さる。

かたじけなさに涙こぼるる・・・

夕方、本堂のお荘厳をし終えて洗車していました。
明日、遠出をしなければならないので
雨上がりの曇り空の中セッセ、セッセ・・・。
どうせ乗るのならやっぱりきれいな方が気持ちいいですもんね。
車の涙である水垢をセッセ、セッセ・・・

洗車していると近所の子ども２人が自転車で遊んでいます。
「ごっこ」遊びです。
友だちであったり、お母さんであったり、子どもであったり
瞬時にいろんな役をこなしている感じです。

子どもは親の鏡って言われますが
あ～、こうやって話しているんだろうな～って思わせる
大人に成りきった話し。
それ聞きながらコイツも気を付けないとって思いつつ
気付くのがチト遅かったようです。
申し訳ない・・・

その中で素の自分に帰る、
「あ～、お腹空いたな～。
　お母さん、早く帰らないかな～。
　お母さんのエビフライ美味しいんだよな～、サクサクで！」

そんな会話聞きつつ、
サクサクのエビフライ、作ってくれるお母さんがいてよかったね・・・
お母さんもしんどいのに願生ってくれるんだ・・・
君も大きくなったら大切な人に
サクサクのエビフライを作って上げれるような人になってくれよって
車の涙落しながら思ったことです。

涙のおはたらきに支えられているいのち、
大切にしたいですね。

日も暮れ駐車場までカレーの香りがしてきました。
大好きです、カレーライス。

知らないところで・・・

光栄です・・・


大阪プチ離郷門徒のつどいを計画中。
何て大袈裟ですけど
ふっと心の中で思ったりしています。
そんなこともできるのかな～って
思わせてくれた先日の帰省されたきょうだい。
別に改まった集いにする必要もなく
美味しいビールでも飲みながら
優しくも面白いひと時になったらいいのではないか・・・
ふっと仏さまのお味わいを入れながら
安心できる、みたいな・・・

でもコイツは喋れませんから
専ら長女さんの優しい話のマシンガントークで・・・

離郷門徒っていっても
もうこちらから出てしまわれると
引っ越された家の近辺の寺の門徒になられます。
もっといえば縁を切られてしまうのが実状。
こちらがいくらご縁を結ばさせていただきますよっていったところで
間に合わない距離は背中を向けられてしまいます。
「もうこちらで済ませますから・・・」
悲しいかな、こういう状況の過疎寺院。

そんななかで、「ここがいいんです！」
そんな声に出会うと、「オレ、どこまでも行きますから！！！」

考えただけでも楽しくなれます。

先日、そのきょうだいが大阪へ向かって帰る高速のＳＡ。
休みながら弟さんがコイツのブログを読んでくれていたとか。
そんなことの感想を話してくれていたのかもしれません。
また、走りだし偶々見かけたという
矢沢永吉ファンと見られるトラックに遭遇。
「Ｅ．ＹＡＺＡＷＡ」のロゴでも描かれていたのでしょうか、
皆で大爆笑したとか・・・
トラックが可笑しくてではなく
コイツと重なったからなんでしょうね。
間違いなくコイツのことでも話しておられたんでしょう・・・
コイツの知らないところで・・・

別に何を話していたかなんて気になりません。
ひと時でもコイツの向こうに
永ちゃんを、お母さんを、阿弥陀さまを感じてくだされば十分です。

それって徳正寺の本堂の薫りですもんね。
今日、浸み込んだ薫りが微笑となって溢れ出ているんですから・・・

そんな時があればいいな～って外面被ります。
自分の為と言いながら
コイツ、一応住職ですから、
徳正寺を、親鸞様を、阿弥陀さまを汚すようなことがあってはなりません。
いつも背負われているコイツですけど
御衣御袈裟身に着けつつ背負った気でいますから・・・

一部の矢沢ファンの素行の悪さが「やっぱりな～」ってことになる。
全部の矢沢ファンが、永ちゃんが同じ目で見られるのですから・・・

自分だけの問題ではないのです。
コイツだけ嫌われるのならまだしも
親鸞様にも、阿弥陀さまにも出会わずに終わってしまうようになる。
こんなに優しいみ教えに背を向ける人生になる。

永ちゃん、好きだったら
かっこいいファンになって
おっ、永ちゃんファンって満更捨てたもんじゃないよねって言われるようになりたい・・・

阿弥陀さま、好きだったら
優しい念仏者にならせていただいて
ガチガチになった心を融かせるような
ひと時にさせていただきたいものです。

なろうとしてなれるものじゃありませんが
なろうとする気持ちも大切にしたいです。

友

どんなものかな～・・・


「春の３Ｋ」ご存知ですか？
今日のニュースでしていました。
黄砂・花粉・寒暖差なんだそうです。

今日、全国で黄砂が観測されたとか。
洗車好きにとって辛いんですよね～
雨でも降ろうものなら、ガックシです。

よ～く水で洗い流してやらなければ大変なことになります。

録画していた長淵炎陣を見ました。
今回のテーマは「友」

熱く語られるのは嫌いじゃないです。
感動するし、頷けるところもあるし。
でも、それを押し付けるのはチョット・・・
ず～っと見ながら思っていたのですが
「お前はそうなんだね、俺はこう思うよ・・・」
で、いいんじゃないかなって。

その円陣の中に塾の講師がおられ
テスト中にカンニングしているのを見つけたらどうするんだって話になる。

長淵曰く、
「テスト中にカンニングさせてくれるかどうかで友だちが決まる。
　本当の友だちなら見せてくれるだろう。
　お前ならどうする」
って皆に聞いていく。
塾講師は口ごもり、子どもがいるお母さんだけはきっぱり否定したが
後の数人は長淵の考えに続く・・・

ん～・・・？ってコイツ。

コイツは絶対に見せないです。
「ざけんな！」ってやつでしょう。
低レベルなコイツでもコイツなりにその時だけでもやってきたもの。
その時だけでもしたいこと、見たいものおさえつつやってきたもの。

それを見せろだ～・・・

本当の友だちならお前もチッとは努力しろよっていうのが友じゃないのか・・・

京都時代にありましたよ、同じようなこと。
テスト前にノート貸してくれってやつ。
「ふざけんな！」って完全拒否してましたから、コイツ。
未だに言われますから、「ノート貸してくれんかった」って。

皆コイツより頭いいやつばかり。
授業も出ずに適当に過ごし
テスト前にノート貸りていい点とるやつもいました。
殆どヤッカミですけど
やっぱり腹立ちますから、コイツ。
調子よく渡って行けるやつっていますもんね。
不器用なコイツにはなれませんから・・・
不器用なりに生きていかなくてはなりません。

でも、こんなコイツですけど
仲良くしてくれる友だちいますから・・・ほんの数人。

来週も「友」がテーマで続くそうです。