金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

忘れものはなんですか

2015年04月21日 20時34分03秒 | 日々あれこれ
雨やんで・・・


酷い雨となる、って昨日の天気の報道。
お陰で大したこともなく
小雨の一日で終わったことです。

お昼のご縁を頂いたころには止んでいました。
「お世話になりました」って玄関を出ます。
沢山のお下がりさんを頂いて
煩悩抱えるもんですから、
すっかり忘れていました、傘・・・

傘忘れるなんて滅多にないことですが
ウチに着いて気付くのです。
小雨が降ってきたので
後部座席のドアを開けて、「えっ!?」

あ~、忘れた~

こんなことなかったのにな~って少々ショック。
急ぎ置いていてもらうように坊守に電話をしていただいたことです。

雨やんで人傘を忘れる。
とかく人間は過ぎ去ったことを忘れるものです。

目先の煩悩が気になるものですから、コイツ。

ご縁いただいて同年代の3人きょうだいと一緒にひと時いただいたことです。
いつもは、その方々の家族や親戚の方々がお参りなされますが、
初めて、お母さんを偲びつつ3人さんと座らせていただいたことです。

この方々とも本当に長くお付き合いを頂いています。
「出会った頃はまだお互いに若かったですよね~」なんてことを法話で話しながら
あ~、やっぱりこの方々もお育ていただいてるんだな~って思わずにおれませんでした。

親を想い、こうやって座って下さいますもんね。

コイツにも兄がいますが全然会うこともありません。
しかし、こうやってご門徒に参ると兄や姉、弟や妹に会うことが出来ます。
仏法で結ばれたきょうだい・・・

こんな優しい存在を忘れてはウダウダグダグダの人生。
目先の煩悩に振り回されて申し訳ないことです。

また気付かさて頂いて本当によかった・・・

いいもんですね、仏法で結ばれたきょうだい。

コメント
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