金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

覚えてる?

2017年09月30日 21時34分50秒 | 日々あれこれ
覚えてるよ・・・


9月も終了。
いろいろあったようですけど
何とか生き抜かせていただいています。

いろんな人と出会い
笑うこともあれば
歯を食いしばるようなこともある。

いろいろですね。


鐘楼堂の周りが賑やかです。
外に出ては楽しみ
本堂から眺めては楽しみ
庫裏から見ては楽しみ
視界に入る鮮やかな色が
命の尊さを教えて下さいます。

この花にも淡い思い出があります。

毎年、道端に咲く姿に出会っては思い出し、
去年には我が寺にても思い出し、

遠い昔の事さ・・・って感じで。

今年は、白い彼岸花も。
ご門徒のお陰で楽しませていただいてます。

それを見たからなのか、
毎年思い出していたのか、

「ご院さん、覚えてる・・・?」って坊守。
「勿論、覚えてるよ!
 あの頃、若かったね・・・」って話したことです。


そんなことを語れる今でよかった・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

願生る

2017年09月29日 21時34分36秒 | 日々あれこれ

いいもんだよな~・・・



優しい気持ちの中
安らかな音を聞きながら
ゆったりと
そう、ゆったりとバリが走って下さる。

夕映えの色・・・

この色の彼方、
あなたがいらっしゃる。

そう思うと
そう気付くと

うれしくて、
生かさせていただこう、
そう改めて思ったりします。


大親友からの電話。

お念仏で結ばれた法友とは
こころ安らぐ
そんな存在となる。

なのに、連絡を取らないコイツの有り様。

必要に迫られての電話でしたが
その声を聞くだけで安心できるものです。

オ~ッ、元気!って。


みんなそれぞれに抱えるものあり
それぞれに歯を食いしばりながら
願生っているのでした。

どこかでつながっていて
その強さを感じて

また、生かさせていただこう・・・


そう、靴紐を結び直すコイツ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと

2017年09月28日 15時11分50秒 | 日々あれこれ

ひと息・・・


気分転換に
そんな感じで
ちょっと遠出。

天気はイマイチですけど
一息ついてます。

さあ〜てとボツボツ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

離れるー戻る

2017年09月27日 18時45分34秒 | 日々あれこれ
今も尚・・・


昼から仕事なので簡単に、
そんなことを言われながらお勤めを始める虚しさ。

それでもご縁に会って下さることへ感謝しつつ
急がず、それでいてなるべく早くって訳の分からない
そんなお勤めになってしまいました。

これでいいのか・・・

そんなことを思いつつ
本日はありがとうございましたってお礼を申し上げる。

「ご住職、一緒に食事をしていただければ・・・」

あ~、食事する時間は確保するのかって
いたたまれない思いで丁重に食事を断り失礼したことです。

何のためのご縁を頂いたのかって考えたいですね。


今日の愛媛新聞の「まなぶ」のコーナーには、
親子になる(ようこそ養育論の世界へ)っていう題で寄稿されていました。

母親が起点となり
子どもは「離れるー戻る」の繰り返しで成長するのだと書かれていました。

読みながら愛しき2人の子どもの幼き頃を思い出していました。

なるほどな~、
そんなこともあったよな~ってブツブツひとり言。

娘は坊守から離れませんでした。

それでも少しずつ、少しずつ・・・

帰るべきよりどころを確認しながら
時には歯を食いしばり、
時にはワ~ンっと泣きながら
歩んでいました。

息子は、それでも姉の存在があるので好奇心旺盛。
ドンドン前に進みつつも
それでも、思い出したように振り返り
いい顔して坊守の抱かれていました。

少しずつ・・・
少しずつ・・・

大きくならせていただきました。


「一人で歩くということは
 母親に背を向け離れることだ。
 幼児にとって不安であり
 これまでにない冒険でもあるのだ。
 ここを突破するには勇気がいる。」って、作者。

生きるっていうことはそういうことですよね。
だからこそ
何事があってもぶれることのないよりどころが必要なのでしょう。

日常の生活に疲れ切って崩れそうになる時、
たとえ一泊しかできないような帰省であっても
そこに帰ろう・・・
その空気に触れたい・・・
その温もりを感じたい・・・

またそれで靴紐結び直せるのですから、きっと。


簡単にって折角のご縁を終えるのではなく
いつでも呼び続けておってくれるおはたらきに出会えるような
そんなひと時でありたい・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うんざり

2017年09月26日 19時25分36秒 | 日々あれこれ
また何かあったら・・・


朝一で歯科医院。
取れたところの詰め物を
新しく被せていただきました。

その被せの前に「汚れを取っていきますね」って
キ~ンキ~ン。

無茶苦茶痛くて
痛かったら手を挙げてって仰らていたものの
このくらいの痛みで手を挙げてもいいのかって
躊躇しながら結局我慢しました。

横から唾などのを吸い取る機械を口の中に入れられ続けるのですが
これが、ここまで力入れられて抑えなくてはいけないのかっていうくらい
顔がゆがむのが分かります。

愛する人には見せれないような変顔だったことでしょう。

はい、うがいして・・・

口の中中痛みを感じながらうがいをすると
吐き出したものは真っ赤なもの。

これって血だよな・・・

何回しても吐き出すものが薄くなりません。

以前、通っていたところではこんなことなんてありませんでしたが
まいったな~・・・

先生は上手に詰め物も入れて下さったのですが・・・

最後には変わることのなかった受付の態度。

「はい、○○円です。
 はい、これで終わりです。
 また、なにかあったら・・・」って
素っ気ない言葉と態度で診察券をポンと置かれた。

それでもお世話になったんですから頭を下げて
「お世話になりました・・・」
って向きを向き直して玄関へ。

靴を履きながらなんという虚しさ・・・

口の中突き回されゆがめられ
最後にこの態度ですから朝からボロボロです。

正直、ムカムカしつつ・・・

もう来ることもないな~って階段を下りました。


以前通っていた歯科医院から紹介されて
ここの歯科医院に今年の始めとこの度と2回ほどお世話になりましたが
ま~、いろいろいい経験をさせていただきました。

改めてご門徒に対する接し方、
否、どのような人であろうとも
縁あって接することがあるのなら
丁寧に接することの大切さを再確認したことです。

こころしんどくされてご縁に会われる人もおられるのですから
傷口に塩を擦り込むような姿にだけはなりたくないですね。

僧侶の態度でご門徒を
阿弥陀さまの優しきおはたらきから遠ざけないように・・・


新しき歯科医院探しときましょう・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする