槇尾山施福寺は、空海が若かりし頃剃髪し得度したという場所。
師と慕う高僧に招き入れられたという話ですが、
唐から帰って来た時も、入京が許されるまで約2年間寺に籠もり真言宗を開くための思索を行ったといわれています。
日本のカテドラルロック。
なぜか・そんな感じがします。
この仏岳は、ロッククライミングの登山者以外には、殆どノーマークの場所で、
前回の槇尾山奉納登山では、もう少しポピュラーな「蔵岩」に登ったのですが、
きっと若かりし空海は、この仏岳に好んで登っていたと思います。
この岩山の、一番右下の枯れ木の突っ立ている場所が今回の舞台です。
下からの撮影ではこんな感じですが、
山に登ると、立派な断崖絶壁でした!
すとーんと落ちた、こんな感じです。
遥か彼方の下方に、車を停めた駐車場が観えます。
その下にも、枯れ木の突っ立つもうひとつの2nd,ステージが望めるのですが、
高所恐怖症の私には、
とてもそこには降りれませんでした。
でも、何故空海はこの場所を得度の場所に選んだのか・
四国の讃岐より何故わざわざここに来たのか不思議で、
私の自宅から車で30分足らずの大阪圏内にあるのも重なって、
非常に興味が沸きます。