日本には数多くの神社がありますが、
『宝』一文字の神社はこの場所だけ、
その名の如く『財部(たから)の里』にこの社は鎮座します。
ここ数年、毎年初詣をさせてもらっています。
買わなくては当たらない宝くじには興味が薄く、たまたま数年前に家内がクリスマスプレゼントで当たった宝くじにあさはかにも何とか御利益がないものかと金運神社を調べたところ、私の良く訪れる和歌山の熊野に近いエリアに在る事を知り訪れました。
金運神社の謳い文句で「宝くじが当たった」とかいう社は日本中にも沢山ありますが、
この土地は以前、鍛冶職人や金属に関する仕事・鋳造に関する仕事に携わる人々が多く住まれていたと云われ、この地が「財部」と呼ばれる様になったものと言われています。
そんな古より金属財宝守護の神として創建され、「財部王子社」と記され、若一王子(にゃくいちおうじ)という神さまが祀られている熊野古道にも関連の深い場所という事でした。
元々は広陵な鬱蒼とした杜に包まれた境内ですぐ隣の行政の施設がある場所にありましたが、何度もの台風や津波で跡形もなくなり、今はひっそりとこの地に坐します。
でも私にとって、
ここを訪れてから戴いた威力は半端ないものでした!
昨年秋の例大祭にも参拝させてもらいました。
天高く旗はためき、
この竹の幟を目印に神さんは降りて来ます!
そんな小さな社だけに、宮司さんも近くの大きな神社から掛け持ちで来られていますが、
普通では数人で行われる所作を全て一人でされていたのには敬服しました!
今も近所の氏子さん宅から巫女さんが選ばれ、
厳かに巫女舞が始まります。
光が射す!
湯立神事も宮司さんが・・・
祭事は滞りなく執り行われました。
その後も次々と出し物が続き、
こんな小さな社でこれだけの盛り沢山の演目を観せて戴くのは初めてです。
そして、
極め付けがこの秋の宝祭り『七福神踊り』、
最強のゆるゆるおどりでした!
facebookにいらっしゃる方は、
こちらのほうから動画をどうぞ。
それが終わると、
子供神輿の入り。
鳥居を潜り、
長い年月を超えて、
今も永遠に氏子さん達により護り続けられる祭礼!
とにかく私にとって、
日本最強の金運神社!
@若一王子「宝神社」です。
近くには『宝の湯』。
『色のシリーズ』 赤青黄緑五紫 まだ未体験の皆様にはコチラからどうぞ。↓