以前静岡の方に富士山周辺のパワーポイントに連れて戴いた事がありました。
その時、「西湖には富士王朝が沈んでいる・古代ギリシャのパルテノン神殿の様な宮殿もあった」と仰ってましたが、私は何の事かよく解りませんでした。
でも本栖湖の湖底には弥生時代の遺跡が確認され古代文明が存在したと推測されています。
しかも本栖湖は、精進湖・西湖と繫がった「せの海」と呼ばれていたひとつの湖だったみたいで、
この3つの湖は地下でツナガッテいるらしく、今も水位が同じ高さを保っています。
その時の富士王朝に向けての奉納演奏の模様です。
あの時は富士山に向けてと思っていましたが・・・
確かに・ある高台から3湖に向かう方角でした。
その時には西湖には連れて行けないと言われました。私の体質上引き込まれてしまうみたいです・・・。
それは・なんとなく理解できます。
かなり広い敷地の、王宮の中心がそこにあったねでしょう。
富士山周辺の地下洞窟伝説は限りなくありますが、
火山噴火の溶岩流による洞窟出現は何処でも観られます。
私の居住地近くの大阪奈良の境目にある「二上山」も、太古に火山大噴火を起こし(それでふたがみの山となってしまいましたが)、
五木博之氏の「風の王国」にも描写されている洞窟伝説が今もあります。
今回関わらせていただいたポニーキャニオンDVD「癒しの富士山」にも、本栖湖・西湖・精進湖が収録されています。
昨年末に完パケが届きました。
何れのシーンも強烈な癒しのパワーを発しています!
これが日本人の象徴!富士山の癒しです。
日本人の心・営みのバランスが取れなくなった今、象徴であるが故に富士山が崩れ始めている事も確かな事で、
真剣に近いうちに噴火が起こると言う人もいます。
富士山もそんな嘆き・悲しみを私達に訴えているのでしょう。
私の弾き降ろす富士山をテーマにした楽曲は、
確かに考えてみるとマイナーキーの曲ばかりで、
今回の「~新たなる命の芽吹き~」の方のエンディング曲の「Mt.Fuji」もイントロはメジャーっぽい音の配列なのですが、いきなり重たいマイナーなサウンドになります。
でも・少しばかり、その向こうに射している光が感じる事の出来る前向きな未来に希望を持てる様な曲となりました。
この作品を観て想いました。
日本の御神体の霊山として、
もう一度畏れを持って富士山を敬う事、
仰ぎ見て富士山に手を合わし祈る事、
登山でゴミを増やすばかりじゃなく、一歩下がって崇めるそんな心が今の日本人には必要じゃないかと。
それが、今年の「富士山世界遺産登録」の意味だと感じます。
いっその事、太古の様に立入禁止にしてしまえ!!
良いも悪いも、
太平洋戦争で世界中で一番大きな領土を有し・
3度も稀有な原子力被害に遭い・
世界で最も古い王家が継承されている国。
それが、
我、日本 Chipangu
この日本が少しでもバランス(癒し)が執れる事で、
たぶんその癒しは世界にも波及する事でしょう!
祝!富士山世界遺産登録。