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(開設2015年1月1日)

エマー1/35 イギリスMk A ホイペット 製作記 #1

2022年07月28日 18時35分00秒 | エマー1/35 イギリスMk A ホイペット 製作記
ウクライナ&ローデン応援企画として製作したB-36Bも何とか無事に完成しましたが、その余韻に浸る間もなく次のキットの製作を開始しました。飛行機の次はAFVキットになりますが、前作がタミヤ1/48でしたので、今回はタミヤ以外の1/35キットと言う条件で選択したのが、「エマー1/35イギリス戦車Mk A ホイペット」です。えっ!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんし、こんなん知らんでと言う方もいるかもしれませんが、第一次世界大戦に登場した戦車です。エマーと言うのは、イギリスの模型メーカーで、現存するかどうかは分かりません。

こちらが今回製作する事にしたエマー1/35イギリス戦車Mk Aホイペットの箱絵です。ホイペットのキットは、後発のモンモデルやタコムの秀作キットがあるのですが、当時はこのキットしか存在していなくて、後発キットを持っていない事もあり、この度登場して頂きました。😄 ホイペットとは猟犬の事で、実際の発音はウィペットが正しいようです。

キットの中身です。



パネル毎のパーツとなっていて、立体パズルの各ピースを嵌め込んで形にして行く構成となっています。ランナーを見て頂ければお分かりだと思いますが、ランナーは〇ではなく半円となっていて、パーティングラインがありません。

このキット最大の難点がこのどうにもならない履帯です。エマーのキットを作るのは今回が2度目になるのですが、どのキットの履帯もこれと同じものが入っています。前回は仕方なく使用しましたが、今回は別売履帯を奢る事にしました。(キットより高価とは…。😢)

デカールも黄ばみとシミが発生していて恐らく使えないと思います。劣化していなかったとしても、使用経験上、質は良くありません。ドイツ軍に奪われたマーキングも含め、全6種類のマーキングがセットされています。


インストはA4サイズのあっさりしたものが1枚となっています。塗装指示はFSナンバーで書かれていますが、FSナンバーってよく分からないんですよね。某サイトで、モンモデルのキットの説明書を見る事ができるので、そこから塗装図を見てみた所、緑はMr.カラー17番となっています。

上箱サイドにはドイツ軍仕様のカラー塗装図が掲載されていますが、迷彩パターンがよく分かりません。

箱裏には同社の製品リストが掲載されています。下段左のMk.Ⅳ MALEを作った事ありますし、隣のFEMALEのキットを積んでいます。この当時、購入日を手書きしていますね。

昔のキットによく見られる刻印です。1994年発売のキットですが、購入したのは'96年です。購入価格は忘れました。

各パネルのパーツを切り出して製作開始です。上でも書きましたが、パズルのピースを嵌め込んで行く感じで、徐々に立体になっていきます。合わせはまずまずですが、一つ狂うと全てに影響を及ぼす事になるので、慎重な作業が要求されます。

誘導輪や起動輪の両側の位置合わせなどの配慮はありませんので、左右両側が真っ直ぐになるよう写真のような状態で接着しました。が、結局これは使用しないことになりました。

再び登場のこのなんとも情けない履帯ですが、使う気にもなれず何かないかなと探していて、ふと気付いたのが下のタミヤのキットです。

タミヤが唯一発売した1/35の第一次世界大戦戦車であるMk.Ⅳ MALEです。モーターライズでの登場で驚きましたが、この後が続かなくて少々残念に思っています。それはともかく、このキットの履帯が使えるのではと思い、エマーのキットに合わせて見たのですが、履帯裏面にあるモールドがエマーのキットには合致せず、使用できない事が分かりました。残念!

そこで他に何か無いか探していて見付けたのがフリウルモデルの可動式金属製履帯です。

Amazonで購入しましたが、キットより高価になってしまいました。(多分?) 戦車キットをモーター可動化させるために改造されるモデラーさんには馴染のあるメーカーだと思いますが、私は今回が初めてです。少し繋いでみましたが、嵌め込んだだけでは外れてしまいます。そのために固定用の真鍮製の針金(ワイヤー)が付属していますが、私は可動化するつもりはないし、そのスキルもないので、瞬間接着剤で固定しようと思っています。一部、湯が回っていないのが存在するのはどうかなって思います。と言う事で、上にある起動輪などは不使用となりました。

B-36B製作記6の最後に紹介した画像がこちらの画像です。B-36Bの塗装が出来ない日に少し作りかけていました。

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その6 デカール貼り - ワイのもじけたブログやで~

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現在はこんな状態となっています。一部パネルは未接着ですが、先に取り付けてしまうと、機銃の塗装や取り付けが難しくなるかもしれないと思ったからです。若干隙間が生じる部分もあるので、パテの出番もありそうです。

と言う事で、今回はここまでです。ちょっと長くなりましたが、最後までご覧頂き有難うございました。次回は履帯の組み立てになると思います。

履帯製作の#2に続く。



6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
フリウル履帯 (Ganpon)
2022-07-28 19:02:02
0-senさん、こんばんは。
フリウル履帯を組まれるんですね。
参考になるかどうかですが、
フリウル履帯は真鍮線を通して連結するのですが、
穴が開ききっていないものも存在します。
真鍮線を通し易くする事も兼ねて事前にドリルで穴を通しておくとイイですよ。
それと、真鍮線の脱落防止はゼリータイプ瞬着を両端にチョン付けしています。
両側から真鍮線を差すタイプでも、両端の連結は穴を通して、真鍮線を貫通させて連結し、接着せず端を曲げて抜け止めすると、後々外す事が出来ます。
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Re:フリウル履帯 (0-sen(零銭))
2022-07-29 09:45:03
Ganpon殿、今晩は!
きっと貴殿からコメント頂けると思っていました。😄
フリウル履帯の使用経験者でいらっしゃる貴殿からのアドバイスは大変参考になります。貴ブログでも、そのノウハウを拝見しており、いつも感心させられっ放しです。自動ドリルマシンなんて凄いです。
≻フリウル履帯は真鍮線を通して連結するのですが、
穴が開ききっていないものも存在します。⇒穴が開ききっていないと言うか、殆ど穴が開いていない方が多いですね。これを一枚一枚開口するのは大変な作業を強いられるし、この酷暑のなかでの作業はきつそうです。改めて貴殿の凄さを感じずにはいられません。
私の場合、可動させる訳でもないので、真鍮線を通してと言うのはスルーして、そのまま瞬間接着剤で固定してまおうと思っています。キットの履帯がもう少しまともなものだったら、買っていなかったですしね。私の持っているある本には、履帯を自作する方法も掲載されているんですが、これすら時間がかかってしまいます。とにかく今回は早く完成させてしまいたいので、あまり手間のかかる事はスルーしようと思っています。このキットにフリウルモデルの履帯なんて猫に小判、豚に真珠その物になってしまいそうで、勿体ない感じですが、キットの履帯を使いたくない思いでフリウルモデルの履帯を購入した次第です。うまく取り付け出来ればいいのdすが…。
ありがとうございました。
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ホイペット! (Choro-Poo)
2022-07-29 09:46:03
こんにちは。
なんと渋いアイテム選択!。
謎の写真を拝見した時、何かのトラクターのように感じておりましたが、まさかホイペットだったとは。
こりゃますます目が離せません!。
自分ひとりで作れるものには限りがあります故、
こうして人さまの制作記事を見て自分が作った気になるという他力本願(笑!)。
なので、よろしくお願いいたします~♪。

あと何気にタミヤのマークⅣも気になったり・・・、
ちゃんとモーターライズ仕様なので早く作ってガチャガチャ走らせましょう~~(笑)。
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Re:ホイペット! (0-sen(零銭))
2022-07-29 13:58:19
Choro-Poo殿、ホイペットにご反応頂き嬉しいです。前回のクイズ?には結局一つも応募がありませんでしたが、ちょっと難しかったのかもしれませんね。折角豪華賞品を用意していたのに、残念です。(なんちゃって😄)
≻こうして人さまの制作記事を見て自分が作った気になるという他力本願(笑!)。
なので、よろしくお願いいたします~♪。⇒全く仰られる通り。私も同感です。私のテリトリー以外は他の人の製作記を拝見して楽しませて頂いています。連合国機(空モノ)は滅多に作らないので、その辺はコメントできないのが辛い所ではありますが…😢 ささっと完成させて、去年からの約束のキットを早く手掛けたいと思っています。
タミヤのマークⅣはいずれ作ろうと思っています。Ganpon殿ならRC可動化って事になるでしょうが、私には無理です。
コメントありがとうございました。
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Unknown (ヒロシ)
2022-08-02 09:25:14
おはようございます。
エマーのキットですか!
このメーカーは作ったことないんですが、ホイペットはクラシカルなスタイルで好みの戦車です。

問題は履帯ですね。
頑張ってください!

エマーは現在存在してるのでしょうか?
新製品のうわさも聞かないしメーカー自体無くなってしまったのかもしれませんね。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-08-02 19:47:39
ヒロシ殿、コメント有難うございます。今日も暑かったですね。
≻エマーのキットですか!
このメーカーは作ったことないんですが、ホイペットはクラシカルなスタイルで好みの戦車です。⇒エマーからはWW1時代の戦車が3キット発売されていて、当時、どれもが初のインジェクションキットでしたので、纏めて購入していました。(価格は忘れましたが…。)今は出来の良い新キットが出ているので、今更エマーのキットを作る奇特な人間は私くらいなものでしょうね。😄
≻問題は履帯ですね。
頑張ってください!⇒キットの履帯は情けなくて使えない代物(マークⅣはなくなく使用)なので、フリウルモデルの金属製履帯を購入しました。今日、繋ぎ込みが終わり、貴殿に頂いたミッチャクロンを吹きました。この後、黒サフを吹いて塗装となります。本体の方もほぼ形になっていますが、一部隙間が生じるので、パテ埋めすることにしています。早目に完成させて、次のキットに移りたいのですが、今の最大の敵はこの暑さです。エアコンがないのが辛い!
≻エマーは現在存在してるのでしょうか?
新製品のうわさも聞かないしメーカー自体無くなってしまったのかもしれませんね。⇒エマーのキットはこの戦車3個以外持っていないのですが、最近はエマーと言う名は聞きませんね。既に消滅してしまっているのかもしれないですね。
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