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(開設2015年1月1日)

造形村1/48 J7W1 震電 製作記 #3

2020年08月14日 14時29分00秒 | 造形村1/48震電製作記
猛暑続きですが、夏バテなどしていませんか? コロナのせいで、夏の風物詩でもある花火大会が軒並み中止に追い込まれ、こちらでも花火大会や夏祭りは全て中止になりました。 お盆時期には孫を連れて帰省していた娘も、今年は自宅待機のままで、二人目の孫との初対面はまだ叶いそうにありません。この猛暑でもコロナの感染拡大が減少しないのがこのウィルスの怖い所かもしれません。どこかのお偉いさんが「夏の高温多湿時期になればウィルスの活動は鈍る」と言ってましたが、その傾向が見えて来ませんね。

さて、震電の3回目はコクピットの組立てからです。前回、各パーツを切り出し、ゲート処理などを行ない、仮組みしてから黒サフ吹きまで終わっていましたが、それらのパーツを塗装しました。


▲メインフレームは、機銃庫内をガンメタルで塗装するように指示されているので、Mr.カラー28番の黒鉄色を塗りましたが、これが正解かどうかは分かりません。シルバーは定番の8番を、コクピットは同じく127番中島系コクピット色で塗装しました。計器はデカールを使用しています。ガラス部分には水性クリアを落としています。シートベルトはエデュアルドのエッチングパーツを使いましたが、ちょっと短いようです。塗装が終わった後、タミヤの墨入れ塗料の黒でウェザリングを行ない、シルバーでチッピングを兼ねてドライブラシしてます。パネルの装備品などは一部フィクションで塗装しました。


▲コクピットを組立て、メインフレームに取付けました。ここのフィット感は悪くはなかったのですが、この後の作業で少々手こずる事になりました。

コクピットの組立てが一応終了したので、インストに従って機首の隔壁や機銃の組立てに移ります。

▲次のステップで使用するパーツを切り出し、ゲート処理やパーティングライン処理が終わった状態です。

▲実用化されていたら搭載予定だった五式三十粍固定機銃です。先端部分を開口しました。実際は搭載される事無く終わっているのは、言わずもがなですね。

▲黒サフを吹きました。このキットでは黒サフを使用する頻度が高くなりますね。シルバー部分が多いと言うのもあると思います。手持ちの在庫切れの前に1本予備として買って来ました。

▲黒サフ吹き後、各パーツを指定色で塗装しました。シルバーは手元にあったタミヤの缶スプレーAS-12 シルバーメタル(インスト指示はシャインシルバー)を使いましたが、これが結果的には大失敗! 残りが少ないと言う事もあってか、スムーズに噴出せずにブッブッと言った感じで吹き出し、塗面がマダラ状態になってしまいました。(^^;) 画像では良く分かりませんが、塗面が荒れています。塗料を使い切ってしまいたいと思ったのがいけなかったのでしょうか?


▲機銃及び隔壁パーツを組込みましたが、ここで苦労したのが、機銃庫にある左右を分割するための隔壁パーツ(先の塗装画像にある左下部のパーツ)の取り付けで、位置決めが難しく、知恵の輪的な作業を要求されてしまいました。そのままでは無理が生じるので、取り付け位置の開口部を少し大きくしています。この部分も完成するとカバーを外さない限りは見えなくなってしまいます。機銃は黒鉄色の缶スプレーを使用しましたが、良い感じに塗装出来たと思っています。

現在はここまで進みました。猛暑が続いているので、製作するのは陽が傾き始める4時過ぎからとなっていますが、それでもエアコンのない模型小屋では2時間が限度です。扇風機だけじゃちょっと辛い! 次は再びエンジンに戻り、排気管の取り付けを行なう事になっていますが、何だか面倒そうな作業を強いられそうです。震電の形が見えて来るのはまだ先のようですね。

ボークスへ造形村のキットを注文しました。届けば紹介しますので、お楽しみに! それでは、今日はこれで。

製作記#4に続きます。



10 コメント

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Unknown (日の丸航空隊)
2020-08-14 15:29:48
こんにちは。
毎日暑いですね。(^^;)

震電のコクピット制作ですね。
細かなパーツがいっぱいで、作っていく過程は楽しそうですね。
缶スプレーは、最後まで使い切ろうとしない方が良いです。
「カラカラ音」がハッキリ聞こえてきたら「もうおしまい」です。
結果は「プップッ」でバッチイ塗装になってしまいます。

機銃庫の隔壁が合わないのはきついですね。
各パーツがキッチリ嵌っててくれないと機体が合わさらないですからね。

お孫さんのお顔がみられないのは寂しいですが、もう少しコロナが落ち着いてくれば合えると思いますので。(^^)/
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Unknown (あきみず)
2020-08-14 19:27:07
48の震電はハセガワのを作りました
中身はコクピットだけですからあっけな
かったですが、このキットは
内部のエンジン、機銃など形になる前の
楽しみが、増えるのは、いいことです。
作りながらモチベも上がってくるでしょう
この暑さの中クラー無しでは熱中症に
注意してください。
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Unknown (oni)
2020-08-14 21:09:07
酷暑の中での製作、お疲れ様です。臓物満載で大変そうですね。でも、骨組みから作ってる感じがして、中々楽しそうです。私も買っておけば良かったなと・・。後悔役立たずです(笑)。

震電の実機が初飛行したのは75年前の丁度今時分でしたね。敗戦で「何もかもこれで御終い」になってしまいましたが、タイミング的に全力飛行に漕ぎ着けなかったのが残念でなりません。発動機が好調だったとして、実際にどれくらいの速度が出たのか気になります。

まだまだ茹だるような暑さが続く毎日ですが、お身体大切にされてくださいませ。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-08-14 22:52:58
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
それにしても暑いですね。去年まではこの暑さでも仕事に行ってましたが、今年からは無職で、家で涼んでいられるのが何だか嬉しいような淋しいような…(^^;)
震電はコクピット及び機銃庫部分まで何とか完成しました。コクピットは良い感じに仕上がったと自分でも思っています。
このキットは部位ごとに塗装して製作するのがポイントのようで、その為、缶スプレーを多用していますが、手元に昔使って残ったままのタミヤの缶スプレーがあったので、小パーツなら大丈夫やろと使用した所、てきめん缶スプレーの悪い点が出てしまいました。貴殿のご指摘の内容は私も良く理解している所ですが、貧乏癖がついでてしまいました。完成すると見えなくなるし、そのままにしています。寧ろウェザリングしたように見えなくもない…かな?
嵌合精度は前にも言いましたが、良いとは言えませんね。今のところパテを使用する場面はありませんが、本体の組立てではその場面も発生する可能性があるかもしれないですね。なるべくそうならないように、注意して製作を進めようと思っています。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-08-14 23:01:45
あきみず殿、コメント有難うございます。
ハセガワの1/48が出た時は嬉しかったですね。ハセガワが大戦機の1/48キットを開発し始めた頃のキットで、凸モールドでしたが、彫り直して完成させました。今でも店頭で買えますが、多分、購入する事はないと思います。造形村のキットは今では入手難のようですね。
今日は排気管のパーツの切り出しを行ない、サフ吹きまで終わりました。蒸し風呂状況下での製作なので、中々捗りませんが、秋が深まる頃までには完成させたいと思っています。貴殿の二式高練、楽しみです。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-08-14 23:41:59
oni殿、お暑うございます。今はお盆休み中でしょうか?
まずはVISCOUNT 700の完成おめでとうございます。機体は知っていてもキットは知らないために、コメントしたくても何を書いて良いのか分からず、コメントを控えさせて頂きましたが、プラゴミ同然のキットを愛情込めて完成させられた貴殿に敬意を表したい思いです。お疲れ様でした。つれコンにも応募されていらっしゃいましたので、そちらでも拝見させて頂きました。貴殿の次作を期待しております。

貴殿のスキルには到底太刀打ちできませんが、造形村の震電はボチボチと進んでいます。殆ど手を加えていませんが、自分なりに楽しんで製作出来ればと思っています。貴殿ならリベット打ちとかプラグコードの追加など、あれこれ手を加えられると思いますが、そう言う貴殿の作品を拝見したいものです。とは言っても、このキット、既に入手難となっており、メーカーにも在庫はないようですね。再販の予定もないようで、ネット上では高価格で取り引きされています。私が買った時に複数個買って置けば貴殿にプレゼント出来たのにと思うと少々残念です。

>震電の実機が初飛行したのは75年前の丁度今時分でしたね。敗戦で「何もかもこれで御終い」になってしまいましたが、タイミング的に全力飛行に漕ぎ着けなかったのが残念でなりません。発動機が好調だったとして、実際にどれくらいの速度が出たのか気になります。⇒仰る通りです。明日は終戦記念日ですが、昭和20年の今日はまだ震電の実用化を目指していたんでしょうね。その夢と希望が崩れ去るまで、もうあと数時間だったとはその時は日本人のだれもが思っていなかったと思います。(敗戦は時間の問題だとは感じていたとは思いますが…。)
ハ43-42が順調に稼働したら2100HP以上を発揮したと言われていますし、最高速度は750km/hだと言われていますが、それを実際見る事無く終わってしまいましたね。幻の名機と言われていますが、それは後から付与された事で、幻は幻のままで名機かどうかは誰も知る事なく消えてしまった飛行機と言えると思います。そんな飛行機を日本人が開発したと言う事は凄い事ですね。
完成は当分先になりますが、製作記をご覧頂ければ幸いです。有難うございました。猛暑が続きますので、ご自愛下さい。
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Unknown (クラキン)
2020-08-15 15:48:03
いやぁ~~流石は造形村!
凄いディテール再現ですね。
どこを見ても凄い。
まるで本物の機体を組み当てているような錯覚を起こしそうです。
塗り分けや墨入れ、ドライブラシのやり甲斐満載ですが、そこも素晴らしい仕上がりで精密感抜群です。
こうなってくると、完成後にどこまで中身が見られるのかが気になります。
機体はクリアパーツが付いているのでしょうか?
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-08-15 18:50:06
クラキン殿、いつもコメント頂き有難うございます。
今日も暑い1日でしたが、先ほどお墓へ行き、仏を見送って来ました。
さて、震電ですが>いやぁ~~流石は造形村!の後に続く言葉としては、「フィット感が悪いようですね!」と言うのが相応しいように思います。見た目は精密感たっぷりですが、各部の合わせの調整にかなり気を使います。何とかここまで来ましたが、この先も苦労させられそうです。
>完成後にどこまで中身が見られるのかが気になります。
機体はクリアパーツが付いているのでしょうか?⇒最近のキットにはクリアパーツが付いていますが、こちらのキットにはありません。最終的には機体パネルを接着してしまう事になり、意図的に未接着にしない限り、内臓は殆ど見えなくなってしまいます。つまり、言い換えれば現在製作している部分は無駄な作業と言われても仕方ないようにも思います。今後製作していく中で、接着しなくても大丈夫そうな所はそのままにしようと思っていますが、いかんせん、前述のようにフィット感がそれ程宜しくないので、思惑通りに行くかどうかは分からない状態です。
今日は排気管の塗装と前脚庫パーツの塗装などを行ないましたが、ここでも一部???と思う所があって、どうすればいいの?って感じで中断してしまいました。ここが終われば、震電の姿が徐々に見えて来そうです。
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Unknown (ヒロシ)
2020-08-19 18:13:50
メカニカルなコクピットが出来上がってきましたね。
缶スプレーは私も貧乏性なのか、最後まで使おうとしてひどい目にあうことがあります(笑)
特に古い缶スプレーはガスが減っていることがあるようですね。

フィット感が良くないという意味良く分かります。
酷くはないけど、何となくぴったりといかないという感じでしょうか。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-08-20 02:44:42
ヒロシ殿、コメント有難うございます。
>メカニカルなコクピットが出来上がってきましたね。⇒見た目は良い感じに見えますが、スムーズには進ませてくれませんね。この後、ちょっとしたミスに気付きましたが、それについては次の製作記で紹介させて頂きますね。
>缶スプレーは私も貧乏性なのか、最後まで使おうとしてひどい目にあうことがあります(笑)
特に古い缶スプレーはガスが減っていることがあるようですね。⇒同じ性格の人がいて心強いかもです(^.^) 缶スプに限らず、ビン入り塗料でも、新しい塗料が出ても、今使用中の塗料を使い切るまではと思って、中々途中で購入する事はありません。模型以外でも食事を残すのが嫌いで、なるべく残さないようにしています。子供の頃に祖母から残すのは罪のような教育を受けたせいだと思いますね。
>フィット感が良くないという意味良く分かります。
酷くはないけど、何となくぴったりといかないという感じでしょうか。⇒ご理解頂けて嬉しく思います。接合部分がキッチリ決まらないとでも言えば良いのでしょうか、タミヤのキットのような精度感がありません。パーツの抜き勾配がややきつめに設計されているせいかもしれませんが、ややだるい気がします。
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