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(開設2015年1月1日)

クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機製作記 その5

2019年08月06日 21時00分00秒 | クラシックエアフレーム1/48イ式重爆製作記
予約していたキットや気紛れで注文したキットの到着ラッシュが続き、イ式重爆の製作記をアップ出来ずにいましたが、ようやくそれも落ち着いて来ましたので、途中経過を報告したいと思います。今回はキャノピーのマスキングからパテ盛りが中心になります。

仕事から帰ったあと、サウナ状態の模型小屋に籠り、暑さに耐えながらチマチマとキャノピーのマスキングを進めていました。透明パーツは全部で5個で、完了まで数日を要しました。😓

塗装に備え内面のマスキングを行ないました。基本、キャノピーは後付け派なんですが、このキットはそう言う訳には行かず、先に胴体に取り付ける必要があります。理由はお分かりですね(笑)

機内色を塗装しました。この機内色が本当に合っているのかどうか、未だに疑心暗鬼状態ですが、まんざら大間違いでもなさそうです。

機首下面の透明パーツには、内部に取り付けるためのエッチングパーツが用意されているので、それを取り付けましたが、瞬間接着剤の硬化促進剤を吹いたのが失敗で、若干曇りが生じてしましました。コンパウンド磨きしましたが、最終結果は塗装完了まで分かりません。

キャノピー取り付け前に、主翼を仮合わせしてみました。それが下の写真です。胴体の合わせ目にパテ盛りしています。

主翼の取り付け強度も問題なさそうですし、ペコちゃん状態も解消されていて、取り合えずは問題なさそうです。主脚強度が最終的な不安点になりそうです。こうして見ると、予想以上に大きな飛行機だと言うのを改めて感じますね。

そして、胴体に接着しました。ご覧のような有り様ですが、これは最初から分かっていた事で、キットの本性が現れて来ました。一方を合わすと一方が合わないと言った状態で、位置合わせに苦労させられました。どんなに工夫しても、結局は隙間や段差が生じてしまうので、一番妥当な所で接着しました。パテ盛りは最初から覚悟していましたが、なるべく少なくなるよう接着しています。サンディング中に取れてしまわないよう、瞬間接着剤で固定したあと、流し込み接着剤で接着しました。


接着剤の乾燥を待ち、キャノピー保護のためにマスキングテープを貼ってパテを盛り付けました。パテはタミヤのラッカーパテを使いましたが、一度では恐らく満足な結果は得られないと思いますので、何度かのパテ盛り⇒サンディングを繰り返す事になるかもしれません。これは胴体の合わせ目修正にも言える事です。いよいよパテとの格闘戦開始です。夏休みはこれだけで終わってしまうかも…😢

工程的には次はエンジンの組立てになりますが、暫くこの状態で中断です。イ式ばかりに時間を割いていると、次のキットがいつ作れるか分からないので、新たなキットの製作に着手しました。気分転換には丁度いいアイテムです。近日中に公開しますので、お楽しみに!

エンジンを主翼に取り付けてから主翼と胴体を合体するか、主翼を先に胴体に取り付けてからエンジンを組み込むか、ちょっと迷っています。主翼と胴体の接着面には当然パテ盛り修正が必要になって来るので、後者の方が良いように思うのですが、まずはエンジンだけでも完成させましょうかね? これがまた面倒そう…(笑)

パテVSサンドペーパー格闘戦開始の、その6に続く。


イタレリ 1/72 フィアットBR-20 チコーニャ 39143
イタレリ
イタレリ



10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張っていらっしゃいますね。 (もなたろー、だって猫だもん)
2019-08-07 00:05:12
 0-sen様、お暑い中のマスキング、大変ですね。単純ですが長時間の作業なので高温の中で集中するのはとてもご苦労が多いことでしょう。大戦機は窓のフレームが多いのでマスキングは大変ですが、0-sen様は綺麗に仕上げられていて立派です。以前はカット済みマスキングなんて手抜きだと言って居りましたが、老眼+あと何年作れる?と思うとマスキングに時間をさく無駄を理解できるようになり、今は手抜きばかりです。
 でも、このキットにはカット済みマスキングなんて付属していないでしょうし、別売りもないと思うので、あとは0-sen様の根性だけだったのでしょう。ご苦労様です。

 しかし、どうも、キャノピーあわないみたいですね。キャノピーにあわせて胴体を広げると前部銃座のガラスがあわないようなので胴体広げるわけにもいかず、これは、キャノピーを絞らないと解決しないでしょうから、妥協も仕方ないかもしれません。
 それとエンジンを取り付けるタイミングですが、エンジンの向きが左右あっていないとすごくおかしいので、主翼接着後にエンジンをくっつけて微調整する方が綺麗に見えると思います。
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ここを乗り切って (黒猫2号)
2019-08-07 06:05:04
おはようございます、0-sen様。
連続のキット紹介の裏で、しっかり製作を進めておられたのですね。
このキャノピーでのマスキングは大変だったでしょう。
おまけに胴体がこれではねぇ、しかもデカいから修正面積もそれに比例する。
夏の暑さで、乾燥が早くなることを祈りましょう。
BR20も海外の作例を探してみましたが、この色でいいんじゃないのでしょうか、と私が言っても何の慰めにもならないかもしれませんが。
http://www.drivefly.it/gallery/fiat-br-20.php
この方も同じような色を塗っておられました。
そもそもLifecolorのチャートではイタリアンインテリアグリーンはFS34558となっており、0-sen様の色そのものの様に思います。
新キットのほうも楽しみにしていますね。
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Unknown (日の丸航空隊)
2019-08-07 11:24:30
キャノピーマスキングお疲れ様です。
枠の多いキャノピーは地獄です。
一式陸攻とか四式重爆とか。(>_<)
キャノピーの合いはビックリ物です。
私ならここで箱にしまうか、何とかするか悩むところです。
何とかするなら、機体にプラペーパーを挟んで「拡幅工事」してみます。

パテVSサンドペーパーの格闘戦。
両者上手くあいだをとって欲しいですね。
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Unknown (oni)
2019-08-07 18:33:57
この暑いのにご苦労様です。このマスキングは私も骨が折れましたし泣かされました。しかも機首パーツとか、まったく合わないんですよね~。ご苦労、お察しいたします。でもまぁ、ここを乗り切ればあとはパラダイスが・・・・いえいえ、このあとも難儀な工程が待ってますよねぇ。色々大変かとは思いますが、今後の進捗を楽しみにしております。
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Re:頑張っていらっしゃいますね。 (0-sen)
2019-08-07 20:42:55
もなたろー、だって猫だもん殿、連日のコメント有難うございます。
キャノピーを先に取り付けなければ、合わせ目の修正が出来ないので、仕事から帰宅後、サウナ状態の模型小屋で少しずつマスキングを進めていた結果が写真の状態です。
>このキットにはカット済みマスキングなんて付属していないでしょうし、別売りもないと思うので⇒実はそれがそうでもないんですよ。このキット用のキャノピーマスキングが過去には存在していました。見付けた時は残念ながら売切れ(って、キットは売れていたんでしょうか?)で、入手出来ない状態でしたが、マスキングしながら、「入手出来ていたらもっと楽に、しかも綺麗に仕上がるのになぁ」と独り言を呟いていました(^^;)⇒https://www.ms-plus.com/41664
その間に、到着キットの紹介記事のアップなどが続き、完了まで時間がかかってしまいました。
機首下面の透明パーツには、内部パーツが用意されていて、その接着に瞬間接着剤を使用したのですが、硬化促進剤を吹いたのは失敗でした。コンパウンド磨きはしましたが、結果はどうなのかは塗装完了まで分かりません。また窓枠のモールドが消えかけている所もあったりして、位置合わせも面倒臭いものでした。取り敢えずマスキングが終わり、本体に接着しましたが、隙間と段差でパテ盛りは避けられません。ここの修正、どうしよう迷いました。まずパテの選択(ベーシックパテにするかポリパテにするか…。)で迷い、詰め物(プラペーパーなど)をした方がいいのか、そのままパテを充填するかでも迷いました。(日の丸殿は詰め物を推薦されていらっしゃいますが)
貴殿もご指摘のように、胴体部分を弄る事が出来ないので、止むを得ずそのままの状態で接着しました。ある程度は覚悟していましたが、ちょっと予想以上に隙間が発生してしまいました。瞬間接着剤を充填して、コクピット内部までパテが貫通しないようにした上でパテを盛りつけています。詰め物だと内部まで貫通してしまうとその部分が未塗装のまま残ってしまうのではないかと思い、敢えて瞬間接着剤で貫通部分を塞いでパテを盛り付けました。
今日からサンディングを開始しましたが、周囲はパテの研磨粉だらけで、真っ白です。😱 ペーパーはなんと180番(滅多に使用しない!)を使っています。一度のパテ盛りだけではうまく行かないでしょうし、何度かの繰り返しを余儀なくされそうです。その気分転換として、新たなキットに着手しましたので、近日中に公開させて頂きます。
明日は立秋ですが、暑さはまだ衰えそうにありません。台風の動きも気になりますね。
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Re:ここを乗り切って (0-sen)
2019-08-07 23:29:37
黒猫2号殿、応援コメント有難うございます。
本当はもう少し早くアップしようと思っていたのですが、到着ラッシュで、そちらの記事をアップするのに時間を取られてしまい、少々遅くなってしまいました。到着キットは到着したその日にアップしたいですからね。新鮮なうちに…(笑)
マスキングはいつか通る道、飛行機モデラーには避けて通る事は出来ませんので、仕事から帰ったあとチマチマと手を動かしていました。胴体取付けが終わり、パテ盛り(1回目)も終わりましたので、サンディングを開始しました。暫くこの作業の繰り返しとなります。胴体が終われば今度は主翼と胴体の接着面のパテ盛りも発生する見込みですので、中々スンナリとは行きそうにありませんね。最初は初秋頃の完成を目論んでいましたが、そんな生易しいキットではないと分かり、完成目標を年内に変更しましたが、これさえ危ういかもしれないですね。そんな訳で、新しいキットの製作に着手しました。週末には公開出来ると思いますので、少々お待ち下さい。
ご紹介頂いたサイトを拝見しましたが、キットはイタレリの1/72ですね。イタリア塗装が素晴らしいデキだと思います。こちらのイ式は別塗装になりますが、ライフカラーを使用するかどうかはまだ未定です。
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Unknown (0-sen)
2019-08-07 23:47:03
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
飛行機モデラーにとって、キャノピーのマスキングが一番のネックポイントだと言って過言ではないと思います。それがために飛行機キットを作れないと言う人が過去にどれだけいた事か! 最近では、メーカー側もその事に気付き、マスキングシールなどを同梱するようになって来ましたが、大方は自分でのマスキングを余儀なくされてしまいますね。こちらのキットも、市販品のマスクシールが存在したようですが、手に入らず、自分でのマスキングとなりました。メタルックの使用も考えたのですが、かなり長期間貼ったままになるし、パテ盛りサンディングの事もあり、テープ使用としました。(曲線用テープとのハイブリです。)
胴体に接着後、タミヤのラッカーパテを盛り付けました。貴殿お書きのプラペーパーなどの使用も勿論考えなくもなかったのですが、理由としてはもなたろー氏のリコメに書かせた頂いた通りで、今回は未使用です。貴殿ならプラペーパー使用でもっとうまく処理された事でしょうね。サンディング後がどうなるのか少々不安ですが、このまま進めるしかありません。
パテとの格闘が暫く続く事になります。
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Unknown (0-sen)
2019-08-07 23:59:28
oni殿、台風の被害など発生していないでしょうか? 次は台風10号が当地に向かっているようで、ちょっと心配です。折角の夏休みが台風で潰されるのはイヤですね。
イ式のキャノピーマスキングをしならが、「oni殿も通った道だ!ワイだって…」と言う気持ちで頑張りました(^^♪
フィッティングの悪さは貴ブログを拝見して分かっていた事ですが、やはり少々辛いものがありますね。貴殿はうまく処理されていらっしゃいますが、かなりの手間が掛かったものと推測します。胴体の接着面を含め、当分サンディング作業が続きそうですが、ここを乗り越えたら・・・またまたパテ盛りですね😢 一筋縄では行かないキットだと分かっての製作ですので、覚悟して完成を目指したいと思います。oni殿と言う強いブロ友さんがいらっしゃるのは心強いですし、これからも見守って頂ければ嬉しいですね。
お忙しい中、コメント頂き有難うございました。
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Unknown (あきみず)
2019-08-12 11:33:43
コメント遅くなりました
キャノピーのマスキング 枠が、多い所を
きれいにマスキングされています。
私はこういう作業が、苦手なので パス
しています 胴体との合わせは、製作意欲
を削がれるか、グッとやる気が出るかの
どちらかでしょう よくパテ盛りに進まれ
ました。気分転換が 欲しくなるときですね
暑さに負けず製作してください
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Unknown (0-sen)
2019-08-13 12:29:13
あきみず殿、残暑お見舞い申し上げます。体調の方は如何でしょうか? こちらは孫の遊び相手で少々疲れましたが、その孫も昨日帰って行きました。いなくなるとやっぱりちょっと淋しい気分になりますね。
イ式の方は、スローペースながらも進んでいます。キャノピーのマスキングは、エアブラシ塗装では避けて通れないので、これも飛行機モデラーの試練の一つだと考えています。日本機などに比べるとまだましですが、目の衰えもあって、マスキングシールなどがあればとつい思ってしまいますね。筆塗りならこう言う作業は必要ないのでしょうが…。今はパテ盛り部分のサンディングばかりで、気分転換にAFVキットの製作も始めました。こちらの方が先に完成する可能性もありますが、イ式も完成目指して行きますので、長い目で見て頂ければ幸いです。
コメント有難うございました。
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