立冬も過ぎ季節は冬に向かっていますが、11月6日の日曜日、久々に妻との休みが一緒になり、息子も誘って以前から計画していた十津川方面にドライブに行って来ました。本当はもう少し早く出掛ける予定でしたが、予定していた当日に雨が降ったり思わぬ用事が発生したりで、延び延びになっていました。
今回のドライブは国道走破と言う事ではなく、妻のドライブ好きに付き合った形ですので、運転は全て妻に任せる事にして、私は後部座席でのんびりと車窓を楽しませてもらいました。(それもまた楽し!)
朝7時頃に出発し、京奈和道の岩出ICから五條ICを目指します。五條ICで国道310号線に出て南下、本陣交差点を直進して国道168号線に入りました。国道168号線は私のブログを御覧頂いている皆さんにはお馴染みの国道ですが、大阪府枚方市の天の川交差点と和歌山県新宮市橋本交差点を結ぶ全長約180キロ強の国道です。五條市と新宮市間は、かつて国鉄が列車を走らせると言う事で工事が始まりましたが、採算が見込めないと言う理由で頓挫してしまいました。五條市内にはその工事跡が今も残っていて、鉄道マニアの人気を呼んでいます。この区間を五條の「五」と新宮の「新」を取って「五新線」と呼んでいます。
ちょっと話しは横に逸れてしまいましたが、国道168号線からは道を逸れる事なく、十津川村にある「谷瀬の吊り橋」を目指しました。途中、道の駅吉野路大塔で小休憩を取りました。
こちらが「道の駅吉野路大塔」です。(画像はgoogleマップのものです。)五新線は過去何度も走行していますが、五條側から南下するのは初めてです。かつては酷道区間の多い道路でしたが、かなり改良工事が進み、快走路区間も増えつつあります。
「道の駅吉野路大塔」から「谷瀬の吊り橋」まであと20kmです。「湯泉地温泉」と言うのは十津川温泉郷の一つで、「十津川温泉」「上湯温泉」を含めて十津川温泉郷と呼ばれています。
「谷瀬の吊り橋」には10時前に到着しました。前回訪れたのがいつだったかは定かではありませんが、今回で4・5回は訪れています。以前は有料の時があったり、一方通行で橋向こうにマイクロバスが待機していて、帰りはそのバスで戻って来ると言う時期もありましたが、今は往復での通行が可能ですし、無料となっています。昔は駐車場が殆どなく、路上駐車が目立って渋滞の要因になっていましたが、今は有料駐車場が近くにあって、橋をバイパス出来る広い道も出来ていて、渋滞の発生は少なくなっているようです。有料駐車場が出来て橋の通行は無料になったのかもしれないですね。(この辺は不明)この橋は地区住民の生活道路でもあり、地元の人は自転車やバイクで通行していますが、私にはその勇気はありません。歩いて渡るだけでも大変なのに…(汗)まぁ、地元民以外は自転車やバイクでの通行はできませんけどね(笑)
それでは、「谷瀬の吊り橋」の写真を御覧下さい。
「谷瀬の吊り橋」から次の目的地は行き当たりばったりで、特に決めていません。予想以上に早く到着したので、そのまま国道168号線を南下する事にしました。妻が行った事がないと言う事で、向かったのが「熊野速玉大社」です。熊野三山の一つで、新宮市にあります。その道中に熊野本宮大社がありますが、スルーしました。(あとで後悔する事に…。)途中、「道の駅十津川郷」でトイレ休憩を取りました。下がその写真です。
国道168号線と国道42号線が合流する橋本交差点を左折し、三重県方面に向かい、新宮川(熊野川)にかかる橋の手前を左側に折れた直ぐの所にあります。熊野三山の中では一番平地にあって、階段の上り下りがないのが還暦越えのオッサンには助かります(笑)。
熊野速玉大社から次は那智の滝を目指す事にしました。その前に腹ごしらえの為に新宮市内のイ○ンのフードコートで軽く昼食タイムとなりました。まだ胃の具合が思わしくなかったので、カレーうどんを頂きました。
「那智の滝」を目指したものの、どう言う訳か通り過ぎてしまい、到着したのが西国三十三所の1番札所である「那智山青岸渡寺」でした。
神社仏閣にそれほど興味はなく知識もありませんが、いつか仕事をリタイアしたら西国巡りでもしたいなと思っていて、その出発地となるお寺がここです。因みに県内には2番の紀三井寺、3番粉河寺があります。「青岸渡寺」の直ぐ隣りが熊野古道の最終目的地「熊野那智大社」です。大門坂から登って来た最終地でもあります。
大門坂を上り切った所にある鳥居です。昔の人はこの鳥居を見て何を感じたのでしょうかね? 恐らくは安堵のため息だったのではないでしょうか?(現代人はやれやれって思うのかも?)
「熊野那智大社」です。これで熊野三山の内、二社を訪れた事になり、こうなるのなら熊野本宮大社にも寄ればよかったなと、妻と二人で後悔の念が…。(戻る事も考えましたが、帰りが遅くなりそうだったので、結局行かずじまいでした。)
那智の滝は熊野那智大社からの眺望となりました。今回のドライブの写真の中で、私のベストショットを挙げるならこの2枚の写真です。特に上の写真がお気に入りです。
「熊野那智大社」を後に、次に目指したのは大島(紀伊大島)にあるトルコ記念館です。トルコが親日国となったのは1890年(明治23年)9月16日夜半に起きたオスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールルが、大島の樫野埼沖で遭難した時に、島民が救助活動した事に起因しています。映画「海難1890」にもなっています。この話は同じ和歌山県民としては誇りに思える事件です。
トルコ記念館です。映画の公開を記念してリニューアルされました。遭難時の遺物や新聞記事などが展示されています。リニューアルに伴い入場料500円(高校生以下250円)が必要となっています。
トルコ記念館を最後に帰途に就きました。「道の駅すさみ」でお土産を購入し、すさみ南ICから高速に乗ったものの、白浜の手前から大渋滞に巻き込まれ、途中の御坊南ICで下車し、国道42号線に出て帰って来ました。家に着いたのは19時過ぎでしたが、夕飯がまだでしたので、すき家の牛丼で済ませました。(笑)
こうして久し振りの妻とのドライブを楽しんで来ましたが、本来ならこの時期、台湾へ行く予定でした。所が妻の仕事のスケジュールの都合でどうしても調整がつかず、延期せざるを得なくなってしまいました。その為、妻が気を利かしてドライブに誘ってくれたものと思います。台湾と一緒に扱うのはどうか分かりませんが、妻の優しさに感謝したいと思います。ある事で悩み苦しみ胃を悪くしてしまいましたが、少しは気分転換にもなったようで、胃の具合も快方に向かっている感じがします。名古屋にも行こうと言っていますが、スケジュールの調整次第となりそうでね。
最後までご覧頂き有難うございました。
今回のドライブは国道走破と言う事ではなく、妻のドライブ好きに付き合った形ですので、運転は全て妻に任せる事にして、私は後部座席でのんびりと車窓を楽しませてもらいました。(それもまた楽し!)
朝7時頃に出発し、京奈和道の岩出ICから五條ICを目指します。五條ICで国道310号線に出て南下、本陣交差点を直進して国道168号線に入りました。国道168号線は私のブログを御覧頂いている皆さんにはお馴染みの国道ですが、大阪府枚方市の天の川交差点と和歌山県新宮市橋本交差点を結ぶ全長約180キロ強の国道です。五條市と新宮市間は、かつて国鉄が列車を走らせると言う事で工事が始まりましたが、採算が見込めないと言う理由で頓挫してしまいました。五條市内にはその工事跡が今も残っていて、鉄道マニアの人気を呼んでいます。この区間を五條の「五」と新宮の「新」を取って「五新線」と呼んでいます。
ちょっと話しは横に逸れてしまいましたが、国道168号線からは道を逸れる事なく、十津川村にある「谷瀬の吊り橋」を目指しました。途中、道の駅吉野路大塔で小休憩を取りました。
こちらが「道の駅吉野路大塔」です。(画像はgoogleマップのものです。)五新線は過去何度も走行していますが、五條側から南下するのは初めてです。かつては酷道区間の多い道路でしたが、かなり改良工事が進み、快走路区間も増えつつあります。
「道の駅吉野路大塔」から「谷瀬の吊り橋」まであと20kmです。「湯泉地温泉」と言うのは十津川温泉郷の一つで、「十津川温泉」「上湯温泉」を含めて十津川温泉郷と呼ばれています。
「谷瀬の吊り橋」には10時前に到着しました。前回訪れたのがいつだったかは定かではありませんが、今回で4・5回は訪れています。以前は有料の時があったり、一方通行で橋向こうにマイクロバスが待機していて、帰りはそのバスで戻って来ると言う時期もありましたが、今は往復での通行が可能ですし、無料となっています。昔は駐車場が殆どなく、路上駐車が目立って渋滞の要因になっていましたが、今は有料駐車場が近くにあって、橋をバイパス出来る広い道も出来ていて、渋滞の発生は少なくなっているようです。有料駐車場が出来て橋の通行は無料になったのかもしれないですね。(この辺は不明)この橋は地区住民の生活道路でもあり、地元の人は自転車やバイクで通行していますが、私にはその勇気はありません。歩いて渡るだけでも大変なのに…(汗)まぁ、地元民以外は自転車やバイクでの通行はできませんけどね(笑)
それでは、「谷瀬の吊り橋」の写真を御覧下さい。
「谷瀬の吊り橋」から次の目的地は行き当たりばったりで、特に決めていません。予想以上に早く到着したので、そのまま国道168号線を南下する事にしました。妻が行った事がないと言う事で、向かったのが「熊野速玉大社」です。熊野三山の一つで、新宮市にあります。その道中に熊野本宮大社がありますが、スルーしました。(あとで後悔する事に…。)途中、「道の駅十津川郷」でトイレ休憩を取りました。下がその写真です。
国道168号線と国道42号線が合流する橋本交差点を左折し、三重県方面に向かい、新宮川(熊野川)にかかる橋の手前を左側に折れた直ぐの所にあります。熊野三山の中では一番平地にあって、階段の上り下りがないのが還暦越えのオッサンには助かります(笑)。
熊野速玉大社本殿
熊野速玉大社から次は那智の滝を目指す事にしました。その前に腹ごしらえの為に新宮市内のイ○ンのフードコートで軽く昼食タイムとなりました。まだ胃の具合が思わしくなかったので、カレーうどんを頂きました。
「那智の滝」を目指したものの、どう言う訳か通り過ぎてしまい、到着したのが西国三十三所の1番札所である「那智山青岸渡寺」でした。
大門坂です。
大門坂を上り切った所にある鳥居です。昔の人はこの鳥居を見て何を感じたのでしょうかね? 恐らくは安堵のため息だったのではないでしょうか?(現代人はやれやれって思うのかも?)
「熊野那智大社」です。これで熊野三山の内、二社を訪れた事になり、こうなるのなら熊野本宮大社にも寄ればよかったなと、妻と二人で後悔の念が…。(戻る事も考えましたが、帰りが遅くなりそうだったので、結局行かずじまいでした。)
「熊野那智大社」を後に、次に目指したのは大島(紀伊大島)にあるトルコ記念館です。トルコが親日国となったのは1890年(明治23年)9月16日夜半に起きたオスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールルが、大島の樫野埼沖で遭難した時に、島民が救助活動した事に起因しています。映画「海難1890」にもなっています。この話は同じ和歌山県民としては誇りに思える事件です。
トルコ記念館です。映画の公開を記念してリニューアルされました。遭難時の遺物や新聞記事などが展示されています。リニューアルに伴い入場料500円(高校生以下250円)が必要となっています。
トルコ記念館を最後に帰途に就きました。「道の駅すさみ」でお土産を購入し、すさみ南ICから高速に乗ったものの、白浜の手前から大渋滞に巻き込まれ、途中の御坊南ICで下車し、国道42号線に出て帰って来ました。家に着いたのは19時過ぎでしたが、夕飯がまだでしたので、すき家の牛丼で済ませました。(笑)
こうして久し振りの妻とのドライブを楽しんで来ましたが、本来ならこの時期、台湾へ行く予定でした。所が妻の仕事のスケジュールの都合でどうしても調整がつかず、延期せざるを得なくなってしまいました。その為、妻が気を利かしてドライブに誘ってくれたものと思います。台湾と一緒に扱うのはどうか分かりませんが、妻の優しさに感謝したいと思います。ある事で悩み苦しみ胃を悪くしてしまいましたが、少しは気分転換にもなったようで、胃の具合も快方に向かっている感じがします。名古屋にも行こうと言っていますが、スケジュールの調整次第となりそうでね。
最後までご覧頂き有難うございました。