民話になっているいこいの村、やすらぎ村、野路町の井戸です。昔々、水飢饉で飲み水にも困るにちにちが有りました。一人の僧が訪れたとある村の村民に、一杯の水を飲ませてくれるように頼みました。しかし自分たちの飲む水もないのにと言ってことわられました。僧はつぎの村まで歩いて行って飲み水を求めましたところ、一杯、二杯とこころよく飲ませてくれました。僧はこれに感謝してかれた井戸に水を湧き出させました。井戸からあふれ出た水は、流れ出してこの村の干ばつした田畑をよみがえらせたと言われています。民話のもとのなったのはこの井戸でした。