近頃、たばこ愛好者は、歩行喫煙に罰金とか、電車、バスでは喫煙禁止とか、ずいぶん肩身のせまい思いをされているようです。30年ぐらい前には、男性と煙草は付きもの、のように思はれていました。これはその当時に九州北部たばこ販売共同組合連合会が、進物用に、煙草の販売促進をねがって、配布した5本入りピースのケースです。
鉢植えの梅雨時に美しい花を見せてくれた山野草、背丈の低い、高さ5センチぐらいの山野草キャプテンギボーシです。さすがに昨今の寒さで、株の外側の葉から枯れはじめました。又、来年の目覚めをまって、梅雨どきの花を楽しみたいと思っています。来春までお休み!!
秋になりますと楓の紅葉だよりがまたれて、新聞紙上にも各地の色ずきの進行が報じられています。紅いろは皆さんに好まれるようですが、イチョウやブナに見られるような、黄葉だよりにはあまりお目にかかりません。育てている欅の盆栽が黄葉してきました。私としては、黄葉は黄葉なりの秋の風情を楽しんでいます。
明日香村の史跡郡には、多くの古墳が見られ、キトラ、高松の古墳からは貴重な壁画が発見されました。その保存のための努力がされています。明日香村はなだらかな谷筋や尾根の多い地形です。キトラ古墳はその谷筋のもっとも山手の突き当たりにありました。、したがって、谷筋を通して遥か遠くの山並みが見える、素晴らしい立地にありました。写真の右側はキトラ古墳仮設保存覆屋の一部ですが、この位置から(写真の左端から下奥の方へ)谷筋を通して視界がひろがります。
愛知県の飯盛山にある、1427年に創建された禅寺、香積寺の境内に飾られていた一対の鬼瓦です。創建当時の鬼瓦だとおもはれます。大屋根の両端にあったらしいのですが、狛犬さんによく見られるように、口が、あ、うん、の形をしていていました。この写真は、あ、の方の鬼瓦で、巻きあごひげが二個、眉毛が二重です。
うんの方は直のあごひげで 眉毛が三重でした。鬼瓦の、あ、うん、は珍しいと
思います。
うんの方は直のあごひげで 眉毛が三重でした。鬼瓦の、あ、うん、は珍しいと
思います。
ここ関西地方にも急に寒気を感じられるようになりました。京都から見る比叡山や、滋賀から見る比良山も明け方には雪で薄化粧されました。京都の加茂川、四条大橋の下流にはユリカモメ(関東では都鳥と言ふ)が訪れていて、橋上の人人も冬の到来を感じているようです。
豊田市の飯盛山のふもとで見かけたものです。今年は温暖化の影響で、植物がもっとも狂はされているようです。これは春の櫻花と秋の柿の実が、同じ場所で同じ季節に見られたものです。移動できない植物は、動物より先に影響を受けるのかな?
知人宅の庭木なのですが、実が樹一面になっていました。四季の樹の花、草の花、それぞれに名前も知らないのに、美しいと感じていましたが、これは黄色の実が弾けているのを美しく感じました。なんと言ふ樹なのかは知りませんがただ弾けた赤い実のすがたが何ともいえず美しい。
十一月二十日に、東海一の紅葉の名所と言はれる豊田市足助の香嵐渓を訪ねました。楓は色ずいたかな、と言ふ感じでしたが、ウイークデイにも関わらず、人、人、人でした。同じ楓の樹でも、眺める時間帯と場所によって紅の色がずいぶん違いました。この写真は待月橋の下流から、午後に写したものです。
先週、京都の方を歩いていたのですが、紅葉には少し時期が早いらしくて、楓の樹があっても紅葉とまでは行きませんでした。しかし楓の下にたって、空を見上げると、葉はまだ黄色なのに、枝に付いている種子の羽が紅色に輝いていました。紅葉
に劣らぬ美しさでした。
に劣らぬ美しさでした。