隣のお父さんの、見たこと、聞いたこと、感じたこと

季節を教えてくれる小鉢のミドリ、自然の風景、私の興味をそそる鬼瓦、コレクションの煙草の包装紙、文化etc‥‥、

急がば 廻れ?

2014-01-29 06:13:33 | 歴史の道しるべ
東海道53次の宿場と52次の宿場の間に矢橋の立場があります。宿場と宿場のあいだに茶店があり、旅人が道中の杖をたてて休んだことから立場と云われたようです。この矢橋の立場に道標が立っていて、右に道をとれば琵琶湖湖上を帆舟で渡る道、直進すれば瀬田の唐橋を徒歩で渡る道、とされています。風波で舟が出ないかもしれない右え進んで体の楽をするか、左に進んで瀬田の唐橋を徒歩でわたり到着に確実な方をとるか?この地点で旅人がどちらの道をとるかまよったので(ここが思案のしどころ)と云う言葉が、ここから出てきたようです。

総本社 稲荷の千本鳥居

2014-01-27 06:25:03 | 京の歴史 よもやま
全国に祀られている稲荷大社総本社を訊ねました。京都の伏見にあります。JR奈良線稲荷駅の改札口を出ましたら目の前に、大鳥居と狐が出迎えてくれました。千本鳥居として語られます鳥居が、稲荷山の頂上に向かって隙間なく立ち並んでいました。道を下から見る分には赤いトンネルの中ですが、途中で後ろを振り返りましたら、各鳥居にそれぞれ全国からの奉納者の個人名や社名が記されていました。設置には、費用2~10万ぐらいのものから100万円をこえるものまで有るようでした。千本鳥居の入り口に立っていた最大のものは、広告代理店D社が創業記念日に建立されたもののようでした。

狛犬ではなく→狛鹿

2014-01-25 06:09:48 | その他 気のむくままに
称徳天皇が767年に常陸の国鹿島を旅立ち道中に近江のこの地に到着されて、持っていた杖を地面に刺されました。この木が芽をだして生育したら自分は大和の春日大社に鎮まると云われたとか?木は芽吹いて柿の樹に育ちました。そんなご縁で滋賀の草津市に立木神社と云われるお社があります。鹿島から来られたこともあって本殿の左右には鹿が据わっています。

雪で 屋根が白くなった!!

2014-01-22 06:15:19 | 自然 景色 風景 **
ここ、琵琶湖の湖南地区は、湖北が雪であってもほとんど積雪がありません。屋根が白く輝くのを見るのは珍しく思うほどです。もし雪がふって、屋根が白くなっても午前の10時頃には道路の雪も溶けます。それまで車で出かけなければスタッドレスタイヤの必要はありません。私、今年は冬用タイヤを履くことを止めました。冬用タイヤは居眠りしています。

蛇の縄??

2014-01-20 06:06:29 | その他 気のむくままに
綾部の八津合八幡宮は本殿の背部に丹波の彫り物大工中井氏の精巧な彫り物郡が散りばめられている事で著名です。この神社の鳥居に勧請縄のような注連縄がありました。蛇縄と云いまして、無病息災、悪疫退散を願っての飾りのようです。正月の15日前後には注連縄とともに焼却されるようです。この蛇縄と云われる飾り付けはこのお社にかぎらず関西ではよく見掛けるように思いますが……?

縄文時代 子授けの神!!

2014-01-18 06:03:51 | 京の歴史 よもやま
葛禮本神社の境内に(栄鉾祠)と言われる小社があります。5千年ぐらいまえに子授けの神として崇められた石を祀神とされています。これを縄文の石棒と云われています。縄文時代の中期に子授けの神として男性器を形どったものを祀られたもので、長さが95cm細大径19㎝重さは57㌔で、傘状2段の頭部をもっています。その他にもこのお社には子連れの狛犬があり、正面社殿の大屋根には金色に輝くハートマークがあって、神社の境内には子授けの神さんらしい雰囲気がありました。又、この地域は縄文時代には大規模な集落があったと推察されています。

庭園と亀さん

2014-01-15 06:25:24 | 楽しい鬼がわら
丹波山家の照福寺の庭は昭和45年に国指定の名勝に指定されています。枯山水の庭で庭の中に鶴と亀の二つの島があしらわれています。昔、ここの本堂の屋根に、庭の亀を意図したと思はれる飾り瓦が使われていたらしく、本堂の床下にこの亀が保管されていました。平面的な形ですで、屋根のどの部分に?、どの様な角度?で用いられていたのか、下から上に見るものですから色々と想像を広げています。

16、000石藩主 山城の跡

2014-01-13 06:16:33 | 京の歴史 よもやま
丹波、今の京都綾部地区、山家の藩主一万六千石の谷家が、上林川の左岸に築かれた崖縁城の遺跡です。現在は公園化されて郭、空堀、そして写真の模擬城門がのこされています。たまたま訪れた時は積雪があり、空掘りなどは雪でよく識別できませんでした。しかし山城であつたことは、山あり谷ありの崖ぶちに建つ、その厳しい地形からも偲ぶことができました。明治維新の廃藩置県で廃城になっています。

 巳と馬 タッチ&交代!!

2014-01-11 05:49:22 | その他 気のむくままに
天台宗比叡山の荒行である千日回峰を達成された阿闍梨が住職をされている寺院があります。叡山山麓の坂本にある律院さんです。ご縁がありまして今年も干支の開運招福をいただきました。今年の干支、馬さんと昨年の巳さん。少しも、慌てず、オソガケですが、干支の引継ぎができました。

見ざる、云わざる、聞かざる の猿

2014-01-08 06:17:17 | 楽しい鬼がわら
馬の神社、近江の賀茂神社の境内に庚申さんを祀るお社がありました。そこの屋根に座っていた猿の姿態を現している瓦です。庚申さんには三猿の教えがあります。悪いことは(見ない云わない聞かない)と教えられているようです。鬼瓦の仲間ですが、大変珍しいものの一つです。見る、言う、聞くの三態を、個々の姿ではなく一つの姿で表現しているのも面白いです。