隣のお父さんの、見たこと、聞いたこと、感じたこと

季節を教えてくれる小鉢のミドリ、自然の風景、私の興味をそそる鬼瓦、コレクションの煙草の包装紙、文化etc‥‥、

祭りだ

2008-12-31 06:20:10 | その他 気のむくままに
例年のことながら、今年もアット言うまに晦日になった感じです。不景気な気分がただよう変な年でした。2009年は景気よく、盛り上がる年でありたいと願っています。勢いがつくのは祭り、この写真は、今年2008年スポレク滋賀大会開会式での私の仲間です。祭りハッピで全国選手団を前に玉すだれを演じていますが、来る年は祭りだワッショイで景気に勢いがつくことを願います。

いにしえの雷除け

2008-12-30 06:19:46 | その他 気のむくままに
奈良時代の、兵庫の豪族の氏寺であった、旧伊丹寺跡から出土したものです。五重の塔の頂上に取り付けられていた(水煙)の一部です。何百年も以前であっても落雷があれば火事?‥昔の人もその辺を恐れて、塔の最上部に水をイメージした魔除けの水煙を取り付けたのでしょうか。今であれば、避雷針があり、現存する文化財としての塔には避雷針が設置されているようですが、昔の人も雷は恐ろしいものの一つだったのでしょう。

小さな実

2008-12-29 06:18:03 | ベランダ 小鉢に見る四季
庭先によく植え込まれているカバー草の竜のひげ、涙粒のような実がなって色ずいていても、葉の影になり見てもらえることが少ないようです。実生りの色ずきを楽しみたくて手捻りの鉢で育てました。小鳥にも狙われずにやっと色ずきました。できるだけ小鳥さん、せめて年明けぐらいまでもう少しのあいだ取らないで!

万博時代のくるま

2008-12-28 06:19:03 | 煙草の包装紙と その時代
今年は世界的な不況に見舞はれて自動車業界をリードしてきたトヨタも赤字に転落とかの厳しい年末になりそうです。38年前の大阪万国博覧会に協賛して、煙草包紙に印刷された当時の憧れの車、プリンス自動車の(スカイライン)です。当時プリンスは日産に統合されていましたが、名車、プリンス、スカイラインの名前は残されたようです。時がたち、やはりクラシックなものを感じます。

ソバツルの花

2008-12-27 06:16:44 | 自然 景色 風景 **
宇治市の市街地を歩いていましたら道端に金平糖のような可愛い花が咲いていました。この花は民家の石垣とコンクリート舗装のほんの少しの隙間に数メートルにわたって根をはり成長していました。根性大根とか植物の生命力に感心する話をよく聞きますが、この野草ツルソバも強靭な繁殖力をもっているようです。

ここに在ります!

2008-12-26 06:21:16 | 楽しい鬼がわら
鬼瓦は邪をはらうと言ふような意図があり、そのおどおどしい顔の表情を楽しみます。この瓦は、宗教団体の棟に乗せられている瓦です。明治の初めまで、学校名や地域の名称が誇りとして刻まれた瓦がよくありましたが、宗教さんの場合ここに○○宗の建物がありますよ!との存在を示す証しでしょうか。鬼瓦と言ふよりもマークの入った大きな瓦と言った感じです。(栗東、天理さん)

センダンは双葉より?

2008-12-25 06:14:23 | 自然 景色 風景 **
公園の並木の中にひときわ背の高い落葉樹があり、その枝に無数の黄い実がついていました。同行の友人からセンダンの実と教はりました。数羽のヒヨドリが実を啄ばんでいたのですが、残念ながらその姿を捕らえることが出来なくて実生りの樹影のみになりました。センダンは双葉よりかんばしと言ふ言葉がありますが、この言葉はセンダンではなくて白檀のことのようです。

何に使うのかな

2008-12-24 06:24:35 | 楽しい鬼がわら
瓦には興味があるものですから、つい目が行くのですが、博物館で見かけたこの瓦、作業瓦と表示されていました。屋根の上で使うものでしょうが、鬼瓦のような明確な意図に思いが至りません。単なる飾り物とも思はれずこの瓦はどこにどのように使用するのでしょうかなやみます。

旧 伊丹城

2008-12-23 06:21:58 | その他 気のむくままに
伊丹と言ふ地名を耳にしますと、飛行場があって自衛隊があり近辺の市に自動車のダイハツが有る。そんな印象でした。伊丹の町を訪ねることがありまして、実感したのですが、街全体が丘の上にあるような感じでした。織田信長時代より以前から築城された伊丹城(有岡城)は、街ぜんたいが城壁、堀、土塁で守られた城で惣構えの城として築かれたようです。日本最初の総構えの城とされています。今は伊丹駅横の石垣や猪名野神社の土塁跡その他に城の存在を偲ぶばかりです。

昔の酒つくり竈

2008-12-22 06:21:06 | その他 気のむくままに
お酒!長年親しんでいる親友です。先日兵庫の伊丹を訪れましたら、江戸時代には伊丹の酒が日本で最高品質の酒だったことを識りました。上方関西から江戸へ輸送する酒を下り酒と言っていたとか、俗に粗悪なものを(くだらないもの)といいますが、下ることの出来ない悪い酒が くだらないものと言ふ言葉の一つの語源らしいです。その伊丹の旧岡田家酒造の屋敷内から200年前まで使用されていた竈が出土しました。右の方に煙抜きの煙道もみられます。現代の醸造とは少しちがうようですが、当時の素朴な醸造法が偲ばれます。