隣のお父さんの、見たこと、聞いたこと、感じたこと

季節を教えてくれる小鉢のミドリ、自然の風景、私の興味をそそる鬼瓦、コレクションの煙草の包装紙、文化etc‥‥、

萩の玉川って…?

2016-11-26 06:08:40 | その他 気のむくままに
JR琵琶湖線南草津駅の東出入り口を出たところに、玉川をイメージさせるモニュメントがあります。古い時代の和歌の歌枕に詠まれた日本六玉川の一つが、ここ南草津の玉川でした。千載和歌集に源俊頼朝臣が 《あすも来ん、野路の玉川萩こえて色なる波に月やどりけり》 と詠まれています。この様に詠みこまれた歌もあって、駅前の植え込みの樹々までも、玉造りにかりこまれているようです。

雨乞い

2016-11-23 06:08:18 | その他 気のむくままに
川西の糸井神社の社殿に掲げられていた太鼓踊りの絵馬です。雨乞いの行事らしく画面の右端の世話人らしき人物の前で、男女が鉦や太鼓を打ち鳴らして踊っているようです。これは、太鼓は雷鳴に似ていて、雨をよぶと言われていたからでしょうか。下部のほうにはスイカの切り売りや、飴うりの姿も見られます。雨乞いも当時は楽しいイベントのひとつだったのかもしれません。

野に実る ザクロ

2016-11-16 06:10:17 | 自然 景色 風景 **
11月の初旬に晩秋の奈良《三宅・川西》地方を訪れました。のどかな田園風景がひろがる静かな町でした。道端に野生とおもはれるザクロの樹が一本茂っていました。この樹を眺めていますと、甘くてすっぱい味覚が脳裏によみがえってきて懐かしくおもいました。この果実の割れた實成のすがたが好まれないのか?街のスーパーマーケットでは、あまり見かけないようです。

伊勢 だいかぐら・・

2016-11-12 06:02:51 | その他 気のむくままに
文化の日に伊勢大神楽⦅いせだいかぐら⦆を観賞しました。国指定の重要無形民俗文化財に指定されている神楽です。8人のメンバーが笛やカネを打ち鳴らし、そのリズムにのって、主役の仮面の天狗やヒヨツトコが軽妙なコント調子の言葉をあやつって場面を盛り上げていました。又、仮面を使わない役者も棒やその他の道具をあやつって軽業のような演技を見せていました。番傘の上の枡まわしなどそれぞれに一流の芸をみせ、終演ちかくでは観客えの厄払いまでおこなって、約二時間にわたり観衆を楽しませていました。野外の公演で空高く投げ上げるわざもあり、観客との掛け声のやりとりもあつて、舞台とはまたちがう雰囲気をたのしみました。神楽講社の家元、山本郁夫さんの一座でした。

はじける学園祭

2016-11-09 06:04:45 | その他 気のむくままに
先日、私の住まう街、南草津にある、立命館大学びわこくさつキャンパスの学園祭を鑑賞に訪れました。学園祭のサブタイトルは、 ~いいからあそびにきな祭~ とされていました。キャンバスいっぱいに若い男女学生と、その父兄や友人、そして市民、等で人びとがあふれかえっていました。大きいステージや小さなステージでは、さまざまなシヨーが繰り広げられ、又、無数の飲食ブースがあって熱気にあふれていました。ある舞台では、覆面レスラーが登場し、レスリングでプロさながらのファイトを見せて、観衆を楽しませていました。秋の晴天の一日、キャンバスいっぱいに華やかな雰囲気をかもしていました。

善光寺さんの分身です

2016-11-05 06:12:14 | その他 気のむくままに
国道1号線を忍者の里として知られる甲賀の地方から西え車で走りますと栗東市の近くで、左、新善光寺と記された道路標識があります。左折するには狭い道で、長年、こんなところに寺院があるのかな?と云う感覚でした。先日、寺院を訪れる機会がありました。新善光寺と称する立派な浄土宗系の寺院でした。広大な寺の境内に立派な山門があり、山門をくぐるとこれも立派な本堂がありました。1253年、鎌倉時代の中期に建立されたようです。写真は山門の上部にあった彫り物の一部です。山門の大きさが推察できるのではないかなと?