はやぶさ2が小惑星りゅうぐうに接近、衝撃弾を衝突させてりゅうぐうの土砂や岩石を採集し、地球の生成のメカニズムを探るという、壮大な試みが続いている。
また、米欧日の連携で、謎に包まれていた宇宙のブッラクホールの撮影に成功した。このように、最近は宇宙に関わる技術の進歩が進んでるようだ。
宇宙探索については、米ロの有人ロケットがリードしている中で、中国が経済の発展とともに、数度にわたり有人ロケットを打ち上げ、技術の進歩をアピールしている。
しかし、日本の場合、宇宙ステーション計画を、米欧ロなど共同で進めているものの、自前の有人ロケットについては、計画されていない中で、はやぶさ2の成功は、世界に存在感を示している。
そのはやぶさ2は、4月11日、母機から撃ち込んだ小型衝突装置(SCI)により、小惑星りゅうぐうの表面に人工のクレーターを作ることに成功した。その確認をするための探索を今月25日ごろに開始する。
りゅうぐうは、上空1.7キロまで接近し、表面を撮影する。その後、実験前の画像と比べてクレーターを探す。
今回の降下予定高度は、前回と同じ約1.7kmで、同じ領域を撮影することにより、どう変化したのか、といったことを比較することにしている。
クレーター探索運用(事後)(CRA2)でクレーターの生成を確認、形状などの判定からとなるが、状況次第では2回目のSCIを衝突させる可能性もある。
その場合、CRA2よりも低い高度まで降下して詳細な地図の作成なども行う可能性が高まるが、まずはSCIの衝突により、地表がどのように変化したのか、という観測が眼前の最優先になるとしている。「関連:2月23日」
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