正さん日記

世の中思いにつれて

不明者の発見遅れ、家族の不安募る

2011-02-25 10:07:40 | 世界
 22日午前、ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近で起きた大規模地震からまる3日が経った。その中で地元警察当局は25日、死者が113人になったと発表した。
 また、ニュージーランド政府は、200人以上が行方不明になっているとしているが、日本の外務省によると、富山外国語専門学校生10人ら日本人計27人の安否が依然として不明となっている。これらの学生が閉じ込められていると見られるカンタベリーテレビ(CTV)ビルの倒壊現場では、日本の国際緊急援助隊など、救助チームが夜通しの捜索活動を続けたが、未だ生存者の発見には至っていない。
 
 現地時間の25日午後0時51分(日本時間午前8時51分)で、被災で閉じ込められた人の生存率が著しく低下するとされる「発生から72時間」を迎えた。日本の国際緊急援助隊は、72時間の認識はあるとしながら、諦めること無く捜索を続けている。
 ニュージーランド当局は、これまでに死者4人の身元を公表したが、このうち2人は、5カ月と9カ月の赤ちゃんだった。日本人は含まれていない。
 死者が発見されても身元が分からず、さらに200人を超す不明者が残されていることで、日本から現地に行った家族の焦りが、時間の経過につれて際立っているようだ。「関連:2月24日

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