研究室に置いていた、ノートパソコンが無くなりました。
亡くなった、のではなく。無くなりました。
初めて研究室に配属された冬、卒研発表間際に、これから必要だろうと買ったLavie。
使い方が分からなくなったら、相談できるからと、研究室のK君も同じ型を買ったのを懐かしく思い出す。
あれから丸4年が過ぎ、たまにHDDが唸りをあげたり、電源のスイッチが上手く入らなかったりしたけれど
メモリを少し増やしておいたおかげか、つい昨日まで僕と共に、ずうっと歩き続けてきてくれたLavie。
卒業するまで、持つかな?とか一抹の不安は感じていたものの
その寿命が尽きるまで、使い続けようと思っていた。
それがまさか、こんな形で失うことになるとは、これっぽっちも思わなかった。
買った時は十数万円したけれど、今となっては売値で2万円程度だろうか。
たかだか数万のために、これまでの軌跡が奪われたのかと思うと、絶句する(いや、怨恨かもは知れないが)。
これを知った教授は、これまで見てきた中で一番怒っていたけれど
僕はその時には「ああ・・・もう帰ってこないんだな」と飲み込んでしまった。
ノートパソコンが置かれていない自分の机が、やたらと広く感じる一日だった。
亡くなった、のではなく。無くなりました。
初めて研究室に配属された冬、卒研発表間際に、これから必要だろうと買ったLavie。
使い方が分からなくなったら、相談できるからと、研究室のK君も同じ型を買ったのを懐かしく思い出す。
あれから丸4年が過ぎ、たまにHDDが唸りをあげたり、電源のスイッチが上手く入らなかったりしたけれど
メモリを少し増やしておいたおかげか、つい昨日まで僕と共に、ずうっと歩き続けてきてくれたLavie。
卒業するまで、持つかな?とか一抹の不安は感じていたものの
その寿命が尽きるまで、使い続けようと思っていた。
それがまさか、こんな形で失うことになるとは、これっぽっちも思わなかった。
買った時は十数万円したけれど、今となっては売値で2万円程度だろうか。
たかだか数万のために、これまでの軌跡が奪われたのかと思うと、絶句する(いや、怨恨かもは知れないが)。
これを知った教授は、これまで見てきた中で一番怒っていたけれど
僕はその時には「ああ・・・もう帰ってこないんだな」と飲み込んでしまった。
ノートパソコンが置かれていない自分の机が、やたらと広く感じる一日だった。