退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「食べ物の流行と少女に癒される大人あるいはマジックを映画に持ち込んだ作品と怖くないホラー」について

2020-04-27 03:12:43 | Weblog
晴れ。暖かい。

上の妹夫婦と買い物に行く。
納豆が2つしか買えないことを確認する。

それを食べればコロナに感染しにくくなるといった「風評」のせいか。
ある程度の時間を生きていればそれが「流行」でしかないのはわかるはず。

トニー・スコット「マイ・ボディガード」(’04)を観る。

対テロ工作でさんざんに人を殺してきたデンゼル・ワシントンが
ある少女の護衛をすることで彼女と通じ酒浸りの人生が変わるというお話。

当時10歳のダコタ・ファニングの魅力が素晴らしい。
クリストファー・ウォーケン、レイチェル・ティコティンが脇を支え。

「流されて」(’74)が懐かしいジャンカルロ・ジャンニーニの姿を確認する一方
ミッキー・ロークはどこまでその姿を変えるのかと思った次第。

「誘拐」が「ビジネス」として成立するメキシコにふむふむ。
「通常の『倫理』」が通用しない世界を知っておこう。

ジョン・M・チュウ「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」(’16)を観る。

悪事を暴くマジシャン集団「フォー・ホースメン」のあれこれ。
ここでも前作を観ないままにパート2を。

わが国における「引田天功」のような父親を持つ存在が
仲間とのゴタゴタを経て大事なことを知るといったお話。

この設定は面白くないわけでもないが
リーダーであるマーク・ラファロが如何せん「地味すぎる」。

兄弟二役を演じるウディ・ハレルソンやモーガン・フリーマン。
マイケル・ケインや「ハリー・ポッター」ダニエル・ラドクリフもいるものの。

昔ながらのマジック店のツァイ・チンの魅力に免じて許すとするか。
ラストの「種明かし」が案外面白くない展開は微妙。

中田秀夫「クロユリ団地」(’13)を観る。

前田敦子のさまざまな表情を観られるのは楽しいけれど。
どうにも「コワくない」のが大問題。

キャストは結構豊かなだけに余計にそれが感じられる出来。
「篠崎」という老人が高橋昌也であることを後で確認する。

「リング」のシリーズや「仄暗い水の底から」(’02)は面白かったのに。
近年の「スマホを落としただけなのに」(’18)も全くダメ。

ただし興行成績は悪くない模様。
「観客の劣化」に合わせた作品が作れるのだと思うことにする。
コメント
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