晴れ。半袖で出かける。
中森明夫「午前32時の能年玲奈」を読む。
著者の見立てと観察はいつも正確で
「アイドル」という存在の描写がうまい。
いわゆる「アイドル」についてもそうだけれど
宮台真司や東浩紀に関する文章は実にドラマチックで泣かせる。
以前に読んだ文章もある中で印象に残ったのは
「石原慎太郎の墓碑銘」。
「東京都知事」があらためて「作家」であるという視点が面白く
作品そのものは未読だけれどなるほどと思わせる内容。
軽快な文体に惑わされて「文学的教養の豊かさ」を見失わないように。
「理屈」に流れず見事な「論」を書ける作者は今時そうはいない。
こういうのが「お洒落」だと知っていると
のちのち「ためになる」のだと言っておくことにする。
何より「好きなものは好き」という姿勢が好ましく
「悪口の芸」は別として「相手を貶めない」爽やかさがある。
知り合いの若い女子に久方ぶりに会う。
「ブサイクな彼氏」とは別れ「イケメン」をゲットしたとのこと。
見せられたケータイ写真は悪くはないが正直微妙。
もっとも「イケメン」の値打ちも大いに下がっている現在からすれば納得。
「性格がいい」と言うのでそれはいいことだと答える。
「昨日は4時間もコイバナをして眠い」という彼女に
「今のうちにあれこれ楽しんでおけ」と言う。
何しろ付き合ってまだ数日らしい。
「大人になってからのあれこれは重いしね」とのたまったので「まあね」。
今後もあれこれあるだろうが楽しく暮らせと祈るのみ。
中森明夫「午前32時の能年玲奈」を読む。
著者の見立てと観察はいつも正確で
「アイドル」という存在の描写がうまい。
いわゆる「アイドル」についてもそうだけれど
宮台真司や東浩紀に関する文章は実にドラマチックで泣かせる。
以前に読んだ文章もある中で印象に残ったのは
「石原慎太郎の墓碑銘」。
「東京都知事」があらためて「作家」であるという視点が面白く
作品そのものは未読だけれどなるほどと思わせる内容。
軽快な文体に惑わされて「文学的教養の豊かさ」を見失わないように。
「理屈」に流れず見事な「論」を書ける作者は今時そうはいない。
こういうのが「お洒落」だと知っていると
のちのち「ためになる」のだと言っておくことにする。
何より「好きなものは好き」という姿勢が好ましく
「悪口の芸」は別として「相手を貶めない」爽やかさがある。
知り合いの若い女子に久方ぶりに会う。
「ブサイクな彼氏」とは別れ「イケメン」をゲットしたとのこと。
見せられたケータイ写真は悪くはないが正直微妙。
もっとも「イケメン」の値打ちも大いに下がっている現在からすれば納得。
「性格がいい」と言うのでそれはいいことだと答える。
「昨日は4時間もコイバナをして眠い」という彼女に
「今のうちにあれこれ楽しんでおけ」と言う。
何しろ付き合ってまだ数日らしい。
「大人になってからのあれこれは重いしね」とのたまったので「まあね」。
今後もあれこれあるだろうが楽しく暮らせと祈るのみ。