退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

日本男子バレーの金メダルの裏側で

2009-05-10 00:35:32 | Weblog
晴れ。案外暑さなく。

仕事の後研修。
若い同僚の数が増えてにぎやか。

スティーヴン・スピルバーグ「ミュンヘン」を観る。

ミュンヘン・オリンピックで起きた「黒い九月」による襲撃事件。
その報復として主人公を含むモサドのメンバーは犯人暗殺を続けるのだが。

「英雄の息子」ではあるものの平凡なアヴナーはチームのリーダー。
暗殺を続けるうちに自らも狙われるようになり神経を病んで帰国する。

その後政府筋からは称えられる彼だったが
結局母国を捨ててN.Yで家族と暮らすことになる。

「復讐は連鎖を生むだけだ」という主張は
オリンピック事件の回想を振り切るような妻とのセックスシーンに象徴される。

一方彼の母親は息子のした事を聞こうとはせず
「お前のやったことは立派なことだ」と言う。

「イスラエルを非難したいわけではない」と言っていた監督は
「母国」より「立派なユダヤ人であること」を選んだのだと言いたい感じ。
コメント
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