退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

何もない

2009-05-11 05:03:41 | Weblog
深夜から早朝にかけてyoutube。

無意味に救われたい輩が多すぎるので
そういう方は宗教へでもどうぞ。

救われたいと思う前に
そもそも自分は救われるべき存在なのかと尋ねよう。

あなたがなくても「世界」は回る。
わたしがなくても同様。

「信じる」という根拠のなさの清々しさに溺れるなら溺れればいい。
相手がなんだろうと「信じられない」のが「知性」。

それが「常識」なのだから
そうでないと「非常識」だというレッテルを貼る。

それゆえいっそう「信じる」というロマンチックに
誰もが逃げられるわけではないと知りつつ。

人ひとりが「世界」を見渡せないことが自明なら
それでも「他人」を認めるしかないとして。

「君、なかなかいいね」

そういうのが最高の誉め言葉と受け止めていただきたい。
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怪力乱心を語らずと

2009-05-11 01:20:28 | Weblog
晴れ。気温が30度を超える。

厚めのシャツを着ていたので汗が出る。
1週間遅れで図書館へ行く。

蓮實重彦「映画論講義」を少しだけ読む。

「あなたに映画を愛しているとは言わせない」というサイトの文章と
それ以外のものがあれこれ。

ひとりの監督の作品から「同じ行為」を取り上げるパターン。
ただしとりあえず観られるものはすべて観ていないといけないということ。

単に作品を観ただけで「見えていないもの」がたくさんあるという事実。
そのことをもっと畏れようという指摘は著者らしい「倫理」。

目はすべてを見ることができない。
その「当然」が忘れられると人は簡単に「見えないもの」を語る。
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