私は未だに「たった一人」が見つからないのです。

昨日の中日新聞の読者発言欄に４２歳の会社員の男性が「結婚相手出会えず苦悩」というタイトルで投稿されていました。

　２月２０日付本欄の「独り身はもったいない」を読んで、独身の私から言いたいことがあります。

　未婚率が上昇していますが、多くの人は結婚を望んでいるにもかかわらず、
相手がいないため、独身なのです。
「たった一人がなかなか見つからない」という悩みを抱かえている人がたくさんいます。
この気持ちは複雑で、当事者でないと分からないと思います。

　私の場合は「この人と一緒に生きて生きたい」と思える人が見つからず、
「お互いに惹かれない」「相手に選ばれなかった」などの理由があります。
望んだわけではなく、仕方なくこうなったのです。

　愛は、お金では買えません。勉強や仕事であれば、大抵のことは努力したら何とかなると思いますが、
愛はどうすることもできません。

　結婚したい相手が見つかり、結婚すれば、別の試練や悩みがあるのでしょう。
でも、私は未だに「たった一人」が見つからないのです。


　以上です。


　私は、２月２０日付本欄の「独り身はもったいない」という投稿文を読んでいません。
おそらく「独りでいるのではなく、結婚したらどうですか」という内容のお話でなかったかと思います。

　この４２歳の男性の文を拝読していますと、みんな結婚したいと思っているがなかなか
「この人と一緒に生きて生きたい」と思える人が見つからず、仕方なく一人でいる方が多いという独り身の
切実感がわかります。
　自分もそうでした。
２４歳の時に「この人だ」と思った女性に巡り会いましたが、振られてしまいました。
その時は絶望感が覆いました。
もう一生結婚できないと。
運よくかみさんに出会えたからよかったものの。
出会えなかったら、一生独り者でした。

　縁という巡り合わせがありますよね。
彼はまだ巡り合っていないですが、休日は家に閉じこもっているばかりでなく
出会いを求めて活動していただきたいです。
良い人に巡り会えるといいですね。








She / 忘れじの面影 [日本語訳付き] 　エルビス・コステロ